なぜ不自由だと思うのでしょう。
あなたの中には、底知れぬ欲望があるからです。
あなたのその欲望があなたを不自由にしています。
その欲望は、どんな想いから発していますか。
その想いを感じてください。
出所のしれない欲望は、枠を作りあなたを閉じ込めます。
欲望と自分が重なって、その見分けがつかなくなるからです。
欲望が無気力に変わった時、無気力が自分自身だと思ってしまいます。
自分に対して無価値観や失望をもってしまうことがわかります。
一見、自由にするように聴こえる、その
「○○がしたい」という思いは、あなたが生きていくための羅針盤ではあるけれども
あなたの人生を求める物にすることとは無関係です。
人生は、いつでも順調に運ばれています。
あなたは、本当は
この１秒先の未来を自由に生きる権利を与えられています。
過去の延長線上に、誰かの思惑の中に
あなたの次の１秒があるのではありません。
ある選択が力を持っていると思うのは幻想です。
すべて等しくあなたの前に並んでいます。
不自由とは反対の、無限で平等な選択の中から
あなたが心底、次の一秒を繰り出すのです。
次の一秒をあなたの言葉で話し、あなたの足で歩き、
あなたの魂で求め、あなたのスキルと知能を使い気づくのです。
そしてその１秒を繰り出せすことは、星の数ほどの他の選択肢を
全て感じることと同義なのです。
制限という鎖を切るのは、別の制限ではありません。
「切るべきだ」という思い出もありません。
そこにはなにもないという事を知ることです。
自由という言葉を使ったとたん、不自由という制限が生まれます。
無限大という言葉を使ったとたん、有限という言葉を感じます。
この二極が均衡することで成り立っている世界ではそれは、当然のこと。
なので、１８０度転換する術が生まれ活用できます。
ベッドの位置をくるっと入れ替えて、自分が言ったことを反故にして
辻褄の合わない言葉を使って、優しい人は厳しく、厳しい人は温かく
得している人は損をして、損をしている人はもっといやらしい自分になる。
対極の経験をすることで、この二極化が簡単に肌で感じられます。
二極化を感じられて初めてそこには何もないという事を知ります。
二極化のダンスをやめて初めて
そして、そこに全てがあるという事を
そこに、全て自分が作り出せる本当のリアルワールドだと実感できるのです。
あなたが繰り出した一秒から派生し、あなたが創りだした
あなただけのリアルワールド。
そこにはあなたに必要な全ての人がいて、全てのものがあります。
だって、あなたは自分自身を認めたのですから。
あなたが十分にここにいるという事を知った本当の「目」「窓口」から、あなたの世界を眺めているのですから。
