目覚めって不思議です。
マトリックスのネオが、
救世主として目覚めていく際に
それは、与えられたものではなく
自分で目覚めていくという大切なプロセスがあります。
預言者がこう言います。
「残念ながらあなたは救世主ではないわ。」
ネオは
「僕もそう思う。」
しかし、これには深い意味がありました。
自分の中からふつふつと湧きあがらる
「何か」が、ネオを救世主へと導いてくれる
大切なものであったのです。
預言者の言葉が
だんだんとわかってきます。
「救世主であるかどうかは
恋することと同じ。
自分にしかわからないの。」
あなたは救世主よ、
と、いくらみんなが言ったところで
自分自身の中の何かが発動しなければ
何も起こらない。
なぜ、早く動けるのだろう。
なぜ、こんな行動をするのだろう。
なぜ、ここで救われるのだろう・・・。
ひとつひとつの確信が
ネオを本物へと導いていきます。
すべてを引き起こしていくのは
自分自身の中に眠るものなのですね。
それをドラマチックにするために
私たちはきっと沢山の山や川を越えていくのでしょうね。
私自身も、
これは私にふさわしいのだろうか？
この仕事は私にふさわしいのだろうか？
なんて、様々に迷うことがあり
このお話を思い出しました。
救世主であること、
は、ネオの使命でしたが
私たちにもこんな風に
なぜ、これできちゃうんだろう？とか
なぜ、これをすると元気が湧いてくるんだろう？
なんて
不思議なことってありますよね。
そんなとき
その自分の感覚こそを大切に
進んでみることって
とても大切に感じるんです。
そして一度気付いてしまったら
もう、とめることは出来ない。
恋するように自分の使命へと導かれていく。
同じ講座で学んだ友人が
フェイスブックで書いていらっしゃいました。
モーフィアスがネオに言った言葉。
「早く動こうとするな、早いということを知れ。」
自分を知ること。
昨日、そしてまたある方が
こんな風におっしゃってくださいました。
「自分（の心）に思い切って向かっていったらいいんだよ！！」
本当にそうだなあと思いました。
外側は、自分を知れば
どんどん変わっていくようです。
そして、疑いようのない確信と共に
自分らしい人生が展開しないわけがありません。
それこそが、本当の意味で
自然と人に役立っていけるそのものなのでしょう！
