一眼の亀。 | ☆みかっちの「しあわせ感性を高める♡」ブログ☆

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人生のどんなシーンをも、十分乗り越えられる生命力。
あなたには備わっている!
生命力こそがすべての難問解決の秘訣♡

 

仏教説話の中にでてくる、

「一眼の亀」というお話しがあります。

 

 

 

大きな、それこそ太平洋のような大海で

一つしか目がない亀さんが泳いでいました。

亀さんには、手足もなくヒレもありません。

 

 

亀さんのお腹は、
常に太陽を浴びて焼けるような熱さ。

そして、背中はずっと水につかっているので

まるで冬のように寒いのでした。

 

 

 

亀さんは、ずっとこんな風に願っていました。

「背中をあたためて、

おなかを冷やしたい・・・。」

 

 

 

そして、実はそのニーズを満たす

方法があるというのです。

 

 

 

それは栴檀という木に乗ること。

栴檀とは聖木と呼ばれるもので

人間の中でいうなれば本物の聖人とであえるようなもの。

 

 

 

 

栴檀の木は、まさに、

この亀のお腹を冷やす木であるのですが、

そんな聖なる木に大きな海で

巡り合うことこそ難しい。

 

 

 

そして、

亀の腹の大きさに合わせて彫ったような

適当な大きさの穴がある浮木に会うことは

更にさらに難しい。

 

 

 

また、たとえ栴檀の浮木の穴に

たまたまめぐり値ったとしても、

亀は一眼でよく観えないために、

例えば浮木が西に流れるのを東と見誤り、

急いで乗ろうと思って泳いだりしたら

ますます浮木から遠ざかってしまう。

 

 

 

 

お釈迦さまは、人間の本質に即した

聖なる教えに出逢うことが

どれほどに難しいか、

そして出会ったとしても、

曇りガラスのような偏見では

通り過ぎてしまう、と、おっしゃりたかったのでしょうか。

 

 

 

 

これほどに、カウンセリングの手法にも

スピリチュアルな概念にも溢れているのに

もっとも真ん中の大切な灯のようなものが

灯っていなくて、探し回ってしまうことが

なんと多いのかと思います。

 

 

 

 

この一眼の亀さんは、

太平洋のような大きな海の波のような

日々の些細な出来事に

必要以上におぼれそうになりながら

自分にぴったりの栴檀を探す

自分にも言い換えられます。

 

 

 

栴檀は、まさに自分の中にあり、

それが現象としてきちんと現れる。

 

 

 

あなたにぴったりの大きさの

何億分の1で出会えるような確率の

栴檀に、もう、すでに出逢っている。

 

 

 

常に宇宙と同期することで

栴檀を見逃したり見間違えることはない。

 

 

 

そして、出逢えたならば、

それを見紛うことなくきちんと乗らなければ。

 

 

 

そして、

偏見によって通り過ぎることなく

素直な心がないゆえに盲目になることなく、

 

 

 

そして、何かのきっかけに

押し寄せてくるであろう

感情が誘う思考による「ジャッジ」に

曇らされることなく、

 

 

 

そこにある本質を

いつもいつも見つめていられたらと思いますおねがい

 

 

 

 

 

☆梅田・スカイビルからの夕日

 

 

 

 

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