『インサイドヘッド』
どんなタイミングで、この映画を観ようか。
ずっと、そんなことを思っていた。
「進撃の巨人をもう一回観たい!」という娘と、
この『インサイドヘッド』を一緒に観たかった。
「観る」
「これ以上ないタイミングで」
と、だけ決めていた!
8月末に終了してしまうこの映画。
ちょこっと気持ちが焦ったのは事実です
先日早朝、ちょっとしたことで喧嘩に。
いってらっしゃい~といっても
反応ないまま彼女はバイトに出かけていきました。
また行こうね、と行っていたのに
USJなんてもう行かない、と、言い残して。
その日私は、研修も終わりお休みの日。
昼過ぎまでなんだかイライラして、
何も手につかず、
そして、そうだ!と思い立ち
思い切って彼女のバイト先へ行った。
(訪問するのは2回目♩)
彼女のバイト先はWiFiが使用できるんので
そこでブログを更新しよう🎶と。
「いらっしゃいませ!」と、
レジには彼女が立っていた。
アイスコーヒー!
あと、ここは電源ありますか?
ちょっとびっくりした後、
苦笑いして彼女は、
「カウンターにございます。」
お釣りの出し方もなかなか綺麗で、
へえ、頑張っているねえと思った。
男性の外人客が
「あの。。。」と寄ってきただけで
なぜか、おしぼりをさっと渡して
外人さんは「アリガト」と言ってにっこり笑った。
なんや、テレパシーか?!
すげえ、と思った(笑)
席まで来て、
「お母さん、朝はごめんね。」
と、謝ってくれた。
そして、提案してみた。
「ねえ、感情たちがどんな風に動いているのか
インサイドヘッドという映画を観てみない?」
これ以上ないタイミングだと思ったから。
娘も二つ返事で映画館へ。
そして、、、
観られた方も多いと思うのですが
これは、ほんと、必見ですね!
ディズニー映画は本当にすごい。
何がすごいって、、、
それを
「表現しよう」
「形にしよう」
「みんなの心へ届けよう」
という想いとタフさがすごい(笑)。
「これはあなたの物語です」
そんなメッセージから始まる
少女ライリーの頭の中の物語。
感情がどのように働き、
大切な思い出や
空想の人物が、どんな風に役立つのか
そして、性格を作っているものは何か?
消えていきながらも、
心の灯火を繋いでくれる、
小さい頃に想像で遊んだキャラクター。
空想の彼氏も、すべての感情も
すべてすべて、ライリーを救おうとしている。
すべての感情は、ライリーのためにある。
「あなたがいなければだめ」
ヨロコビが最後に指名するのは「カナシミ」
カナシミがあるからこそ癒され、
そしてそれが、
ヨロコビへと色を変える時には
「めっちゃ大切なキーとなる思い出」
に、変わっていくのでした。
すべての感情は、
私たちのためにある。
嫌悪も怒りも、哀しみも。
そして、だからこそ一人ではない。
たった一人の中にも、
私を、あなたを守ろうとする働きが
無尽蔵に詰まっているんだと
なんとも言えない安心感に包まれました。
「お母さんの代表キャラは、ビビリかもね」
確かに、
「今日も隕石落ちてこなかった!
今日もしななかった!
ハッピーだぜ!」
共感できるセリフが多かった、、、
こんなキャラが表に出ていたら、
そりゃ生きるの大変だ~(笑)