自我から発生するのはあぶくのようなもの。
時間が経つと消える。
週末婚というドラマで、
怒りがおさまらない娘に
ソーダを飲ませて
このあぶくが変わりに怒って消えて行くからと、
お父さんが諭すシーンがあった。
あぶくが表面を覆っている時は
まるでシャボン玉の中にいる様で
まったく外の世界と触れていない。
目の前の人も、あぶくのなかに入っているので
音も声も聴こえない。
それは、声ではない。
それは、通信ではない。
ただ、ぶくぶく聴こえる(笑)
厄介なのは、
あぶく(エゴ)同士でははじけてくれないこと。
ジェットバスの中の泡が際限なく広がっていくように
あわの連鎖が始まって
もう、もう、相手なんて見えないよ~
なんにも聴こえない!
聴こえたって、こちらの世界のあぶく語(笑)
あぶくは、あぶくだと感じたとたん、
あぶくは影も形もなく消えてしまう。
中からの気づきで、ぱちん♪とはじける。
まるで、魔法が解けたよう。
または、時間が経つと表面が薄くなって
そして消えてしまう。
あぶくと会話するのは、やめよう。
あぶくのその向こうの、その人と触れてみよう♪