♪夜明け前 開けたワインが
少しだけこぼれてる・・・
この人の声を初めて聴いた時のことを
忘れられません。
透明感、心に深く沁みこんでくる。
とともに、彼女の世界観にすっぽり包まれる。
伝説の実力派シンガーと言われる、
相曽晴日さん。
有名なミュージシャンの方が
「もう、ずっと演奏なんてせずに
彼女の歌をずっと聴いていたい。」
と、目を閉じてただその歌を
感じているシーンを目にしたことがある。
すごい、それこそが歌うという事。
それこそが、世界を表現するということ。
「いい字幕とは、字幕を観ているのを忘れさせてしまうこと」
と、翻訳家、戸田奈津子さんは言っていた。
歌を聴いている事を忘れてしまう。
ただ、その世界の中に入る。
そんな歌を歌える人が
何人いるだろうかと思う!