「めちゃめちゃ誘導してる！！
それ駄目！！」
ぽんぽんとれるアポ。
かけたらとれるアポ（笑）。
そんな私、
生まれて初めて自分のスタイルを見直した。
今のお仕事は、「聴く」のが仕事。
ニーズを正確に調べるのが仕事。
営業ばかりだった私は、
ニーズを作ろうとしてしまう。
お客さんは、トークに乗せられて
「はい。」と言ってしまう。
いままでは、すごいな～と
言ってもらっていた部分を
真っ向から否定されて、
思いっきり悩んだ。
なんで、成績が上がるのに駄目なの。。。
でも、仕事って本当にありがたくて、
そこにこそ、私の現実の
闇の部分に灯りをともす
ヒントがあったことに気付き始めた。
目の前の人が、
何を求めているの？
何を考えているの？
聴く暇もなく、
「こうしたらいいよ！！」
「これはどう？」
子育てでも、同じだと感じた。
ことごとく、この数年の
企画の不あたりと相まって
ようやく観えてきた。
なんてありがたい。
自分を見つめなおし、
矯正してくれる仕事。
聴くだけでいい。
その人が何を思い、どんな人なのか。
「ひと段落したんですよ。」
「へえ、そうだったんですね。」
「それは無理だと思ってます。」
「なるほど、無理だと思ってるんですね。」
目の前の人、
目の前の現実、
たっくさん観ようとせずに来たんだなぁ。
「こうしたらいいよ。」
聴き切る前の提案は、
肯定しているようで
否定しているんだよね。
“ありのまま” を眺めてみたら
いや、意外と・・・
こんなにも沢山の
大きな小さな宝物。
本当の世の中のニーズが
満ち溢れている事が
ようやく、きらきら輝いて観えてきた。
「ニーズがないかもしれない」
という前提で生きるから焦ってしまう。
営業スタイル全開になってしまう。
すべての人は、ニーズを満たす
こんなにも、大きな塊なのに♪
それってでも・・・
あれになろう、これになろうと焦るよりも
だまってどーんと
自分を感じてみることからしか始まらないんだよね。
「正確に聴くこと」は、
相手を真に生かす事。
「正確に把握すること」は、自分自身が
「生きること」そのものかもしれませんね。