先日見たDVD、「ハウルの動く城」。
「この世界でも、みんな魔法にかかっているよね。」
と、娘がふとつぶやきました。
ねばならないという魔法、
私はこのままじゃダメという魔法、
お金についての魔法、
評価という魔法、
最近では、自分らしさとか
ワクワクとか。
魔法の上に、
さらに魔法をかけようとしているから見つからない。
ハウルの動く城のなかで、
ソフィが元の若さの映像になる瞬間が
ちらほら出てきます。
それって、こんなときでした。
「私は、こう思っているの!」
と、本当の気持ちを叫んだとき。
自分の気持ちをはっきり言ったときに、
本音に気づいた時に、少しずつ魔法が解けていく。
もとの年齢のソフィの姿に戻る瞬間が多くなってきます。
私キレイじゃないから・・・
「自我」の言葉を鵜呑みにしてしまうと
おばあちゃんに瞬く間にもどってしまいます。
また、ソフィがおばあちゃんになる
魔法にかかってしまったのは、実は必然で
もともと「自分なんて・・・」という思いがあったから
おばあちゃんになったと、解説する人もいます。
おばあちゃんのような
自己否定の自分から
ピュアでポジティブに、ひたむきに
人を愛することのできる、
美しいソフィに変化していく。
ポーカー教室主催の上原さんが
以前、こんな風に言ってくれたことがありました。
「無気力になるのは、
自分に嘘をついているからですよ。」
そのとき、私はとっっても疲れていて
ある人からは、なんと
「どうしたの?!
疲れていて、おばあちゃんみたいだよ~!」
と、言われた日でした(爆)
その後、自分と向き合って
本音にしたがって生き始めたときに
「どえらい違いやで~28歳に見えるよ。」
と、同じ人からの言葉(笑)
どないなっとねんってことです、見た目なんて(笑)。
その方は、本質を大切に見ていかれる方なので、
実は、表面上のことなどは
見ていなかったのかもしれません。
ただ単に、
私のココロが不必要なものを
ちょっとずつ手放し始めただけだったのですが、
その本来の自分の道を歩き始めた様子を
ただ感じてくれただけなのかもしれません。
魔法は、勇気を持って
自分の本音に向き合えたときに
少しずつ、少しずつ、
溶けていきます。
確実に!!
ずっと、魔法にかかっているのも
確かにいごこちがいいけど、
でも自由じゃない。
魔法が溶けても、
あなたは消えたりしない!!
それどころか、本当の輝きを出しはじめる。
ひとつの時代が終わろうとしている今・・・
窮屈な魔法にかかったままなのか
それとも、不必要な「自我」や
不自由な「観念」という魔法を脱ぎ捨てた
魂の導きに沿った本質を生きるのか。
まっぷたつに分かれていきそうな気もします!