人生を感じて人は蘇る。 | ☆みかっちの「しあわせ感性を高める♡」ブログ☆

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人生のどんなシーンをも、十分乗り越えられる生命力。
あなたには備わっている!
生命力こそがすべての難問解決の秘訣♡


「もく先生のカウンセリングを受けた。
 その中で、その人は

 スキルや知識ではなく
 もく先生と絆を結び、友情が芽生えた。
 そんな付加価値の中、人は人生を感じる。
 人生を感じて、人は蘇るんよ!!」


先日、脳力開発トレーニングの最中に
もくさんの所に相談に訪れた高校生が
改善傾向だという話になった時に、
吉本元紀先生から力強く発せられた言葉だ。


私自身のことを振り返っても
今まで、孤独や絶望を感じた時
心の深い闇に灯をともしてくれたのは…


それも、決してちょっとやそっとでは消えない
温かい灯を灯してくれたのは
決して目の前の人のスキルや知識ではなかった。


ちょっとした横顔や、ちょっとした言葉。
人間味や心のつながり、そこにある真実を感じ
自分の心の奥底に
そのサインがしっかりと届いた時だった。


池田でどうしても学校から足が遠のいてしまった娘。

不登校というレッテルを張られて一年。
不思議なご縁で今、帝塚山に住んでいる。


今までも沢山のご縁や応援があった。
でも、娘はそれを感じ取ることができなかった。

どんな言葉も、励ましも

学校から足を遠のかせてしまうばかり。


私は、学校に行くことに重きを置く事をやめた。
もちろん、気が遠くなる程の葛藤と
修羅場を超えてようやく受け入れた後の事だった。


職場の友人が
「あっちゃんは素晴らしい子。大切にして。
 学校なんて二の次よ!
 存在してくれていること事体が本当に素敵な子なんだから!!」
と、言い切ってくれた事も背中を押してくれた。

きっと、全ての人の存在がそうであるように…。


そんな中、父や弟の助けもあり

父の友人が近くに住む帝塚山に引っ越しをする事になった。


ある日、突然


「ここで行かなきゃ、私がすたる」
と、ランドセルをしょった娘。


そして、5年生の冬、彼女は学校に復帰した。


私は、感じていた。

言葉では説明できない

彼女の心の回復ぶりを。

そして、思った。

受け取れていないように見えていた

皆さんの真心は、彼女に降り積もっていた。


そして、飽和状態に達して
彼女の心のどこかの臨界点を超えたのだと感じた。


1年間、留守番をしながら
ペンタブで描き続けた絵。
1年間で、びっくりするほどの上達をしていた。

その絵を、やっとできた友達のために、今描いている。
「芸は身を助くって、ほんまやね。」と、彼女は笑う。


同年代の子よりちょっぴり大人びてしまったれど
ありさとして生まれてきた
ありさの魂は
純粋そのもので
決して濁ることはなかったのだと思った。


これからも、沢山の事が
彼女の人生にあるだろう。

でも、大丈夫だと
初めてわが子に安心感を持った。


本人でないから、本当のところはわからない。


でも、彼女は11歳にして
きっと、沢山の心の変遷の中で
そう、いつしか

人生をちょっぴり感じることができたのだと思う。


人生を感じて、人は蘇る。


今灯っている
彼女の心の灯は
きっと、消えることない原点となったのではないかと確信している。