最近全くブログを書いてなかったので

上手く書けるか分かりませんが

僕なりの思いを言葉にしたいので

少しだけお付き合い下さい



一番最初、MNOPに関わることになったのは

本当に偶然でした


たまたま当時のマネージャーだったさおさんが

たまたまなるやさんと仲が良くて

たまたまMNOPをやる時に手伝いとして声が掛かって

たまたま暇だったのでバイト感覚で承諾して、お手伝いとして参加していました




主水さんは僕が初舞台の時にめちゃくちゃお世話になって

その後一度だけ共演する機会もあり

一言で言うと憧れの先輩でした



なるやさんは実はプライベートで最初にお会いして

『始まりの詩』の時には"2度目まして"くらいの関係でした。



お手伝いに入って最初に感じたのは




たった3人でこの劇場が埋まるってすげぇ……


という感動でした



それまで何本か舞台に立って

主演も経験して

自分でプロデューサーもやって

集客力の重要性もその難しさも

嫌という程知っていたので


お客さんの入り方にものすごい衝撃を受けました



でもそれだけなら

僕は多分MNOPに関わり続ける事は無かったと思います




実際に公演を見た後

僕を動かした感情は



"これに出たい"




という強い憧れでした



 たった3人で

100人近いお客さんを相手に


でも全くエネルギーで負けることなく

むしろ圧倒するようなお芝居に

脚本に

演出に

本編以外のパフォーマンスに




僕は心底嫉妬しました




同時に


今の僕には不可能だ


とも感じてしまったのです。





それからは

"どうやったらあの2人の隣に立てるだろうか"


ばかりをずっと考えていました

 

MNOP公演をお手伝いしながら

たまにステージに上がらせてもらったり


お客様から覚えてもらったりしながらも




その思いが回を増すごとに強くなっていきました


いつしか、それが役者を続けるモチベーションの一つになっていたのです




ある時、所属していた事務所を辞めフリーになった時期がありました


今だから話せる話ですが、今後どうするかを考えてている時に

真っ先脳裏に浮かんだのは


『なるやさんの所に所属させてもらう』


でした


当時はなるやさんも主水さんも同じ事務所に所属していたので

そこに入れないか聞いてみる、或いはなるやさんの劇団に入れて貰えないか交渉してみる


という選択肢が浮かびました

実際、なるやさんからもそれらしい言葉をいただいた事がありました




なるやさんの脚本、演出が本当に好きで


最初の頃は主水への憧れが強かったのですが

次第に "二人" への憧れが大きくなっていて


なるやさんの作品に出られるなら……

と考えた時もありました





でも、僕が一番やりたいこと

僕がなりたい自分は


"MNOPの2人と一緒に並んで舞台に立つこと"


僕が行きたいのは、なりたいのは


あの人たちの下ではなく

隣に立ちたい



だから僕は

自分の意思で、今の事務所に所属することを決めました


別の場所で成長しないと

あの人たちの隣に立つことは出来ないから





今でもその気持ちは変わっていません


MNOPの雰囲気が好き

NNOPのお2人が好き

MNOPのゲストさん達が好き

MNOPのお客様達が好き

MNOPのスタッフさん達が好き



だからいつか

主水さんとなるやさんの間に立って





一緒にお芝居したかったなぁ



 








なるやさん

辞めませんよね?


また板に戻ってきますよね?


それまでに

もっと成長して



隣に立っても恥ずかしくないような役者になるので


待っててください