自分が思うほど・・・
友人たちと恩師の墓参りに行ってきた。
恩師が眠っているのは、世界一高い大仏様(立像)がいる公園墓地。
そして、帰りにこの地の名産である鰻を食べて帰るのが恒例となっている。
だが、しかし!
友人たちは麻痺のことは知っているけど、発病後は飲食を共にしたことはない。
ましてその他大勢がいる外食は少々気が重いなーと思いつつも、毎年お邪魔している鰻屋さんに入店する。
年に一度だからと、特上の鰻重を早速注文・・・
しない!
暇なオジサン4人組、肝焼き片手の生ビールから始まり、「う巻きには日本酒だなー」「刺身には冷酒だろっ」て四合瓶やら徳利があっという間に空になる。
天ぷらを頼めば「やっぱ揚げ物には炭酸だな!」とハイボール。
「ここは居酒屋か?」ってほど飲み食いしているうちに、
「ラストオーダーになります・・・」
の店員さんの声でやっとメインの鰻重を頼む。
来ました!
舌の左半分はイマイチ味が分からないけど、
口が大きく開かなくて食べ辛いけど、
俺一人だけやたら食べるのが遅いけど、
美味いものは美味い!
いつどんな時でも鰻って美味い・・・
そんなこんなで、来年の今頃には口が大きく開けられるようになっているといいなと思いつつ、会計にちょっとだけビビりつつ(毎年恒例)帰宅。
で、初めての外食(飲み)を振り返り。
1)ジョッキ(口が大きくい、ガラスが薄い)は飲み辛い、っていうか口からこぼれる。
対策は「麻痺側の口角を横に引っ張りつつ飲む」これでOK(笑
2)きも焼きとか焼き鳥とかの串物は鬼門。上品に串から外してから食べるべき。
3)念のため、ウェットティッシュとミニタオルを持っていく。
4)最重要ポイント
自分が思うほど他人は俺の顔なんて気にしていない!
福山雅治(同い年)が店に居たら周りはガン見するかもだけど、ただのオジサンが居たってそりゃ誰も見向きもしないわな。
そんなことは百も承知だけどね・・・そこはほら・・・
ってことで、次はしばらく行ってない「天下一品」に行ってこよう。
(もう少しすする練習をしてから)