予告のとおり仮面ライダースカルの元ネタの

スカルマンについて紹介しますね。


妄想スネーク


仮面ライダースカルは街を泣かせることを許さない正義の男でしたが、

スカルマンはダークヒーローというか…





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こんな男です…。





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スカルマンは昭和45年(1970年)に少年マガジンに掲載された

石ノ森章太郎(当時は石森)先生の読み切り漫画で

仮面ライダーの原型となった作品です。


しかし、本作は自分の両親を殺した者への復讐の為、

下僕の怪人ガロと共に

その復讐相手に関係する者を次々と殺害していくという、

正義の味方とはかけ離れた存在として描かれています。


なお、仮面ライダーとは違い、怪人との戦いはありません。





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昭和63年(1988年)島本和彦先生が石ノ森先生の原作を元に

正式な続編を描かれています。


連載が始まる直前に石ノ森先生が亡くなるということもあり

当初の構想とはかなり変更されたそうです。


続編であるこちらは正義の為に戦ってるわけではないですが、

物語は怪人との戦いがメインになっていて、

かなり仮面ライダーっぽいです。




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やはり蜘蛛男を最初に持ってくるのは基本ですね。




ちょっと前は石森版スカルマンを読むのは単行本の入手が困難で難しかったんですが


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今では島本先生の文庫版スカルマン1巻の冒頭部分に収録されているので

普通に読めます。
興味が有る方はこちらをどうぞ。




ただオリジナルと若干台詞が変わってます。


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こっちがオリジナル版。



妄想スネーク


こちらが文庫版。


スカルマンの妹、麻耶がテレパシーで話してるって設定がわからないです。

差別的な表現だから敬遠したのわかりますけど、注釈付けるって手もあるんですけどね。




ちなみに村枝賢一先生の「仮面ライダーSpirits」にもスカルマンへのオマージュがあって


妄想スネーク


ドクロのヘルメットと黒のバイクスーツに身を包んだ

仮面ライダーの協力者、滝和也です。


マニアにはひと目でそれと分かるようになってますね。



スカルマン (1) (MF文庫)/石ノ森 章太郎
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仮面ライダーSPIRITS(1) (マガジンZKC (0054))/村枝 賢一
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最近のアニメ版及びそれをコミカライズしたMEIMU先生の漫画版については

見ておりませんのでわかりませんよ。

ごめんなさいねー。