人は情けの木に宿る | 反省するけど後悔はしないぜ。近江の小さな石鹸やさんの徒然草

反省するけど後悔はしないぜ。近江の小さな石鹸やさんの徒然草

平成元年に嫁に来て、平成と共に無事、介護三人めの舅も看とり、嫁業を卒業いたしました。令和は、第二の青春、ワクワクとトキメキを探します。毎日小さな幸せいっぱいにしたい。

  昔、近江商人博物館というところで働いていました。
   よくある、歴史民俗博物館なんですけど。私の住んでいる所は、近江商人発祥の里の一つなんです。
  戦前には、ものすごく先生の給料の良い有名な中学校があったそうです。イトチュウ商事の伊藤ちゅうべいさんも、英語が習えたから、わざわざ、遠くから通っていたそうです。
    商売は、人材が大事なので、成功したら、寺院神社、地域、学校に寄付するのが、近江商人のステータス、だったそうです。
 近江商人は、家訓や日記を遺すのですが、博物館に、それを元にした近江商人物語、みたいなDVDがあって、毎朝確認していたのですが、
  最後の、
   おかげさまで、人と成り有難いことである。鳥は野山の木に宿り、人は情けの基に宿る、って最後のフレーズが好きでした。

人間って、経験したことを無意識になぞるそうです。優しくされた人は優しくなるし、殴られた人は殴る人になるそうだ。
   でも、自分が変わったら、相手の反応も変わるから。
     頑張って生き延びましょう。