夫婦蒟蒻(こんにゃく) | 繭家の人生こぼれ繭

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人にも自然素材にも優劣なんかない。『こぼれ繭』と呼ばれていたものに目をかけて、愛情を持って「カタチ」のある製品にする。そこから生まれる「やさしさ」から「人やモノ」を思いやる心が生まれるのだと思います。

繭家のブログ夫婦シリーズ第三弾です…
夫婦岩に夫婦繭、今回は日本一大きな蒟蒻玉をつくっている下仁田町のお隣、南牧村の岡野光治さん、くらさんのご夫婦を紹介いたします。年齢はお二人とも80歳で、とってお元気です、この日も南牧村の一番標高の高い蒟蒻畑で農作業していました。

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『この辺りの畑は狭くて急だから、農作業の大変さは平地の比なんてもんじゃない、昔は、この山の向こう側に車の行けない畑があって、そこでも蒟蒻玉をつくっていたんだ。あの頃は、策道を自分で引いて、それに蒟蒻玉や作業道具載せて運ぶんだから、苦労した…そういう環境が当たり前だった…』当時をふり返りながら話してくれました。
(この畑まで車で来ましたが、車でも狭い急斜面の道は結構大変でした。)


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      蒟蒻畑はまだこの上の一番高い場所にあるんです

そうそう先月テレビで大きなこんにゃくの花がいつ咲くんだって大騒ぎしていましたね
あれより岡野おじいちゃんがつくっている蒟蒻玉の方がでっけい..(こっちの方言で大きいこと)
それから蒟蒻って漢字は今は誰でも読めるようになりましたね?..地元のこんにゃくゼリーの会社の●●畑のおかげでね。


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こんな狭い切り通しのところを通って行くんです。でも夏はここを通り過ぎると風の冷たさがわかります。


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私、この辻道が好きなんです…春日八郎や三橋美智也の世界ですかね
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蒟蒻畑の中にある木陰で一休みです...都会の人にとってはユートピア(^ε^)♪