先週、業務上必要だったため、とあるIT系技術分野についての外部の研修を受けたのですが、
その質の高さに感動し、理由を考えてみました。

まずすごいのは、
受講の要件:Windowsの基本的な操作経験があること。以上。パー
(今どきWindows操作経験のない人を探す方が大変だと思う・・)

その技術分野についてほぼ何も知らない人を対象に、2日間の実習付き研修で全体を理解させるとともに、簡単なシステム開発業務までできるようにしてしまうというミラクルな研修だったのです目


どうしてそんなことが可能なのか?

もちろん、カリキュラムが改善に改善を重ねて作り込まれていたからとも言えるのですが、
もっと重要なのは、全ての説明が受講者の知っている言葉と概念のみを用いて行われたことに尽きると思います。

にこにこ。「インターフェイスという用語がピンとこない方は、頭の中で「つなぎ目」と置き換えて下さい」

にこにこ。「サーバーを増やすと処理が早くなるというのは、スーパーのレジを増やせば待ち時間が短くなるのと同じ理屈ですね」

講義内容は決して簡単なことばかりではなかったのですが、
分かる言葉と概念だけを使って系統立てて話してもらうと、物語を聞いているように大量の情報がスーッと頭に入ってきたので本当に不思議です。

丁重な言葉遣いで講義をすすめる講師のにこやかな目の奥に、
「何が何でも全員についてきてもらうメラメラ」というプロの執念すら感じました。


一方、子供の教育についても同じことが言えると思います。

学生時代に家庭教師のアルバイトをしていた頃、
小学1年生ながら四則演算をバリバリこなすのに、少し視点の変わった問題には全く手が出ないお子さんがいたことを思い出しました。
5x17=□ は簡単に解答できるのに、
5x□=85 となるとどうしていいか分からない。

おそらく、意味をしっかり理解するより前に機械的に計算の練習をしてきたのでしょう。
かけ算の概念が分かっていないのだと判断し、どんどん先取り学習を進めたいお母様の意向に背き、「かけ算とは」からじっくり説明し直したことを覚えています。

一旦かけ算という概念が理解できれば、わり算もセットで入ってきて
その後の理解スピードもものすごく速かったですニコ

頭の中にはてなマークマークがあると、理解のスピードはぐんと落ち、応用力も身に付きません。
たぶんこれは大人も子供も同じこと。

先を急がずに想像力を働かせ、子供の知っている言葉だけを使い子供の目線になって教えること。
子供がお腹の底から本当に納得できたと思えるまで、手を替え品を替えとことん教えること。
このプロセスが、将来もっと色々なことを学ぶための「頭の器」を増やしていくんじゃないかな。

そんなことを思いながらの研修の帰り道でしたにこ

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