本書は、従来の価値観を180度変える力を与えてくれる占星術の技法である「ヘリオセントリック」について解説したものです。
「ヘリオセントリック」とは、これまで私たちがなじんできた地球を中心にして太陽や月、その他の惑星の位置関係を見る「ジオセントリック占星術」とは正反対の、太陽を中心として全体像を見る考え方です。
そのため、ジオセントリック占星術で考えられていた「太陽星座(雑誌やテレビなどでみる「12星座」)」はなくなり、その代わりに太陽から地球を見た「地球星座」が新たに生まれ、ここから私たちを深く読み解くことになります。
例えば、9月23日から10月23日生まれの人は、これまでは「天秤座の人」ですが、ヘリオセントリック占星術で見た場合は、「地球星座が牡羊座の人」ということになるのです。
また、太陽系惑星を考慮するかたちになりますので、地球を周回する月が外れることも特徴といえます。
「地球星座」を知ることで、私たちは自分がこの地球ですべき使命や目的・目標がわかります。
それは私たち自身の中心を自己(=地球)ではなく、太陽を中心にし、そこから俯瞰するために可能となるのです。
つまり、「自分がなぜここにいなければいけないのか?」をハッキリと示してくれるわけです。
本書ではヘリオセントリック占星術の概論からはじまり、12地球星座(太陽から見た地球の位置)別の解説や、ヘリオセントリック占星術でホロスコープを作る方法やリーディングの仕方、各惑星が象徴するもの、ケーススタディと豊富な内容でヘリオセントリック占星術の魅力と力を解き明かしていきます。
本書を読むことで本当の自分を知るためのツールがヘリオセントリック占星術にあるのだと感じることでしょう。
わたしの場合は太陽牡牛座なので
地球蠍座になります
以前のわたしは確かに牡牛座的だったのに
ここ最近、ターニングポイントを経てからは
地球蠍座がぴったり当てはまるのです
ヘリオセントリックは、数年前にネットで
見たことがあったのですが
当時はまったくピンと来ず…
気づけばしっくり来るようになった今
再びヘリオと出合うことになり
必要な情報は必然のタイミングで訪れると
身をもって感じているところです
一部引用させていただきます。
太陽サイン牡牛座の人は、人にあまり真剣に関わりません。
地球サイン蠍座の開発された太陽サイン牡牛座の人は、人のことに根底から関わり、そのことで自分も変革されていくでしょう。
他人とは自分の別の表現だからです。
まさに、今まで〝人は人、わたしはわたし〟
という感じであまり深入りせずに
一定の距離感を持って接するところがあり
心の開き方がよくわかっていませんでした。
特に子どもの頃は人見知りが激しく
成長するにつれて徐々に改善されましたが
家族や親友そして片割れくん以外の人とは
表面的な付き合い方でした。
けれど、ターニングポイントを経て
一人ひとりみんなが繋がっていること
すべての人が家族であることに気づき
直接会ったことのない方々にも
わたしなりに何か役に立ちたい…
という思いが強くなりブログを始めたのです。
そして、ブログを書くことにより
自分自身こそが新たな気づきを得るという
体験を現在進行形でしているところなので
まさにその通りだなぁと感じました
ヘリオセントリック占星術では、太陽の意識から分化して、やがて地球にやってきた経緯を意識することになります。
そこにはっきりと目的があります。
まず着目するポイントは地球サインです。
太陽は分割された時に、空間的には、水星、金星、次に地球へと想像の光線が降りていきます。
そのため、プロセスとしては地球に生まれてくる前に、水星と金星を経ています。
これは内惑星なので、ジオセントリック占星術とは全く違うサインにあるのが普通です。
水星は選択で、金星は楽しみと考えた場合、人生の方向の選択と何を楽しみにして拡張していくかという2点が、水星と金星の位置から判明します。
地球に生まれてくる目的のために、二つの能力を手に入れて、そして地球に受肉したのです。
ヘリオでは地球・水星・金星の
3つの惑星が特に重要なようです
わたしの場合
ジオでは、水星双子座・金星牡牛座
ヘリオでは、水星蟹座・金星双子座
というように、サインが異なっています。
慣れ親しんだサインと違うので
初めは不思議な感じがしましたが
サビアンシンボルでそれぞれ読み解くと
なるほど〜!!と納得できました
わたしのヘリオ水星の蟹19度のサビアンは
〝結婚の儀式を遂行する司祭〟で
女性性と男性性など相反するものを統合する
という意味があるようです。
ツインレイの統合や自己統合を目指し
光と闇の統合に惹きつけられるのは
自分が生まれる前に決めてきたからだと
ヘリオによって気づくことができました
ヘリオセントリック占星術のホロスコープは、今までのジオセントリック占星術の図とはおおいに違いますから、これで相性について考えてみてください。
それは「創造的な相性関係」です。
地上に生まれてくる時に地上で何をするか。
その意図を助ける相手というのがあります。
これまでジオセントリック占星術ではわからなかった、つまり、関係は高揚的なのに、それがホロスコープでは今一つわからなかったというケースの場合、ヘリオセントリック占星術では、非常にはっきりと出てくることがよくあります。
ヘリオセントリック占星術で助け合う相性は、地球に生まれる前にそのような助け合いをすることを示し合わせて生まれてきたのです。
もちろん、それはヘリオセントリック占星術での可能性を互いに補強します。
ヘリオを調べる目的が
本当の自分を知るためだったので
相性という観点が頭になかったのですが
試しに片割れくんとの相性を見てみたら
複合アスペクトのカイトがありました
わたしのヘリオ金星・木星・土星と
片割れくんのヘリオ金星・地球・土星
カイトとは、トライン(120°)3つでできる
グランドトラインに加えて
オポジション(180°)もできあがることで
凧揚げの凧のような形になるアスペクト。
そのオポジションができることにより
さらにセクスタイル(60°)が2つできて
6つのアスペクトができている状態です。
詳しくはこちらがおすすめ
ジオの相性の方でもドラゴンヘッド絡みなど
運命的なアスペクトはあったので
ヘリオでは期待していなかったのですが
まさかこんなレアなアスペクトが…
以前の記事でも書いたのですが
本当の自分に向き合っていると
こうしていつのまにか片割れくんとの絆に
向き合うことになるのです
魂の視点から見る占星術だから
やはり如実に関係性が現れるのでしょう
地球に生まれてきた目的を果たすために
助け合うことを約束してきたことがわかり
また決意を新たにすることができました
みなさんもぜひ大切な方との相性を
チェックしてみてくださいね
わたしはアストロコムで調べました
3冊の中で最もわかりやすい本
中古本を購入するしかなく、値段がお高めなのが難点です
地球星座だけでなく、水星・金星・火星・木星・土星の星座別解説が載っているので、さらに詳しくヘリオを知りたくなった方におすすめです
ヘリオセントリック占星術に恒星・近日点・遠日・ノードなどの要素を加えて三次元的奥行きを持たせた占星術です。
ヘリオを理解した上で、さらに進化させた見方から自分を知りたい方におすすめです
わたしにはやや難しい箇所があり、まだ読んでいる途中です
わたしは3冊とも購入しましたが
それぞれに違った良さがあるので
全部購入してよかったです
ヘリオセントリック占星術を通して
魂という本当の自分への理解が
とっても深まりました
本当の自分がわからない方はもちろんのこと
より一層知りたい方もきっと新しい視点が
開けてくること請け合いですので
まずはネットから検索してみてくださいね
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました