気付かない所なの こうゆうものって
「君は君らしくいて 忘れないで」

何がどうしたの?小さな灯は
音もなく声も上げず消えてった

あなたもあたしも少しずつ大人になって
同じ道を辿っていると一人思い込んでた

青い空 真っ白な鶴が舞う
それはただ眩しくて心を刺す

置いてきぼり ひたすら解らなくて
気が付くのがいつも遅いんだ

あたしがここにいる証は
あなたにあったのに

行かないで



新しく刺さったトゲは抜けなくて
赤くって痛くって怖かった

「出来ない」で片付けた毎日と
交換に大切なもの失くしてった

あたしの歩いた道には花が宿ってたのに
声も愛も注がず枯らしたのはあたし

目の前が見えなくなったならば
思い切って目を閉じればいい

周りに悟られない様に黙って
自分を信じてあげればいい

あなたはいつもあたしに笑って
教えてくれたのに

行かないで


青い空 真っ白な鶴が舞う
それはただ眩しくて心を刺す

置いてきぼり ひたすら解らなくて
気が付くのがいつも遅いんだ

あたしがここにいる証は
あなたにあったのに

行かないで




『飛行機』aiko
もっと緩やかに季節が
過ぎていってるのかと思ってた

思った以上に静かに
こんなに早く夏が来る

忘れてく思い出は計り知れない
愛してた想いはあなたよりも深い

お願いあたしより先に
その夏服を着ないで

冬の切なさ引きずったまま
あたしはそっちに行けない

あたしはここに立ったまま



『夏服』aiko
遂げる事なく さようならをした
あなたの右手 あたしの左手

だけどまた ここへ来れると
あたし ずっと信じていたから

憧れを愛に変えた時
何かが破れて壊れた
胸をえぐる赤いランプが…

でも誰が悪い訳でもなく
ただ臆病だっただけと
言い聞かせて あたし強く涙を拭いた

たまにあたしを思い出してね
そして小さな溜息と肩を落とし
せつなくなってね

長い年月が経っても
アザとなり残る記憶
黄金色の今の空は何も知らない



『赤いランプ』aiko
すれ違う人も立ち止まる人も
教えてはくれないだろう

優しく秘かなさよならの仕方
教えてはくれないだろう

不安を拭う事を一生できない恋なら
あたしは大きな声であなたにさよなら言おう


すれ違う人も立ち止まる人も
慰めてくれないだろう

疑い始めたあたしの元には
何も帰らないだろう

「どこにいてもあたしの事を忘れたりしないで」
この言葉を何よりもあなたに言いたかったわ




『密かなさよならの仕方』aiko
鳥が飛べない日は 気球も空へ舞えない
あなたが泣いてたら あたしも笑えないんだ

逆らわなくていい 明日もある喜びを

もっと強く強く 夜明けの眩しさを待って
暖めてあげるから そばにいて

もしも罪を犯し 世界中敵にまわしても
あなたと眠る夢を見続けてたい


きっとずっとずっと あなたは大切だから
この真実が幸せを運ぶ

冷めた指の先に 燃える赤い花を咲かせて
色あせてしまったこの空に飾ってよ

傷を負ったならば ここから飛び立てないならば
輝くきれいな色をまとって

もしも罪を犯し 世界中敵にまわしても
あなたと眠る夢を見続けてたい



『あした』aiko