採卵から1週間が経って、今日ドキドキの凍結確認でリプロを受診してきました。

結果から言うと、アンタゴニスト法で7つ採卵して、凍結できたのは1つだけ。

3AAの胚盤胞になってくれた1つのみでした。

7つも採卵できたので期待してしまいましたが、全滅だけは避けられて良かった、というのが正直なところです。

 

今現在凍結してあるのは5日目胚盤胞が3つ(3AA、3AA、G2)、3日目胚が1つという状況。今回、複数個胚盤胞ができたら移植にいこうと思っていたのですが、思いがけない成績に、松林先生に今後の方針を相談しました。

 

現在38歳で、年齢的にはもう少し胚盤胞の貯卵があった方が個人的には安心なのですが如何でしょうか?

→ データがあります。2011年の論文で若干古いデータで、現在はもっと成績はよいはずですが、累積移植個数で、38歳では18個移植して80%の出産率、この80%で頭打ちになります。

 

また、38歳での胚盤胞での染色体異常頻度は大体50%ですから、胚盤胞が2つあればどちらかは正常だと言えます。

 

3AA胚盤胞での妊娠率は60%くらい、今お預かりしている初期胚では30%くらいですね。

 

とのこと。

文献でのデータのコピーまでくださり、説明していただきました。

こういうところが松林先生の素晴らしいところだと思いました。

胚盤胞の染色体異常率を50%として、今2つある胚盤胞をそれぞれ移植して染色体正常の赤ちゃんを無事に妊娠できる確率は50%x60%でその都度30%。

もう少し貯卵があった方が良さそうだなぁ。

よく夫とも相談して決めようと思います。

 

もう一つ相談したことは、アンタゴニスト法は合っていなかったのでは?ということ。

前回はショート法で5つしか採卵できませんでしたが、成熟卵率、受精率ともに今回よりもっと良かったので。

こちらに関しては松林先生、「ショート法の方が合っていますね。次に採卵するとしたらショート法に戻しましょう。」と。

トライアンドエラーでしか、本当に合う誘発方法がわからないのがつらいところですが、アンタゴニスト法が合わなかったことがわかっただけ良かったとします。