今までのこと、特に死産分娩したときのことを書いてみようと思います。

 

今年の6月。

前回の流産から3か月が経ち、2人目不妊治療を再開しました。

地方在住のため不妊治療のクリニックの選択肢は少なく、いろいろ不満はあったものの、第一子の娘を授かったクリニックということでゲンを担いて通院を再開。

すぐに採卵をしたかったのですが、どうしても外せない用事のために調整周期としてAIHを1回だけ施行。まさか、その1回で妊娠したのです。8月のことでした。

 

妊娠したものの、前回流産の記憶が生々しく残っていて、喜びというより、不安のみでした。気が狂いそうになるくらい不安でした。

心拍確認が6週目に出来ず7週にならないとできなかったこと、8週での心拍がゆっくりめだったこと、不安材料は掃いて捨てるほどありました。

 

ものごとはなるようにしかならないし、こんな神様の領域、人如きができることなんて何もないから、もうすべて神さまにお任せしてゆっくり待つしかないな。

 

そんな気持ちにだんだんなっていって、不妊クリニックの卒業後、分娩予定の病院に受診したのは9週目でした。

「週数相当。順調ですね。」そう言われました。

エコーを見ているときに、ちょうど赤ちゃんが足をぐんっと動かしているところでした。その力強い動きに、この子は大丈夫なんだ、根拠なくそう思ったことをよく覚えています。