「おねーちゃん今日仕事?」
「ないよ」
「じゃあさー行きたいところがあるんだけど・・・」
そして私たち、十何年ぶりかの遊園地に来ました♪
えっと・・・
私たち、バカみたいに頭になにかくっつけてますww
ああ・・・わが弟よ、どうしてそんなにリボンが似合うのだ・・・
こんな感じ?
「おねーちゃん耳、似合うね。かっわいいよw」
コノヤロ コノヤロ コノニャロメw
昔、お父さんとお母さんがいたころは
家族でよく遊園地に来てたんだ。
その頃のお家は人に貸してるし、私と弟は別々に住んでるから
ほんと...遊園地なんて久しぶりだな。
「ね~ね~次はあれに乗ろうよ~」
「いいけど、あんたジェットコースターとか苦手じゃない?」
「ぼくも大人になったからね、もう乗っても大丈夫なんだもーん」
「あっそ」
「あ、大人じゃなくて、男だ」
突っ込む気も起きません。
「きゃーつめたーいい、こわーーいいたのしいーーー」
こんな感じ?
きゃーつめたーいい、こわーーいいたのしいーーー
↑
は私が言ったんじゃありませんからね。
3回連続で頭にくっつけたまま乗る私たち。
「おでーぢゃん、ちょっとぎぼぢばるい」
ほらみろ、やっぱりダメなんじゃない。
抱きつくな、こらっ。
こんな感じ?
「少し休もうか」
「うんやずぶ・・・」
陽射しが強いな。日焼けしちゃう。
あ、もうそろそろUVクリーム無くなるわ。。
「むかしさー」
「ん?」
「よくここに来たよねー」
「そうだね」
「お父さんとーお母さんとーおじさんとおばさんとーおねーちゃんと・・・」
「うん・・・」
思い出に浸っている我が弟。
いい匂いがする。。。
「おねーちゃん、いい匂いするね」
それはあんたもだよ。
私たち、どう見えてるんだろう?
姉と弟に見えてるかなー
こんな感じ?
「ね、今度はあれに乗りたいw」
「ええーーーー今のよりもっと高いとこから落ちるよ?こわいよ?」
「大丈夫!こうやって手、握ってるから」
こんな感じ?
なんだか距離が近いなあ。。
こいつはいつもこんな感じで女の子に接しているのだろうか?
「あ、おねーちゃんマスカラが・・」
「え?あ、さっき顔に水がかかったからかな。ひどい?」
「黒い涙(笑)」
「ええ!その顔でここまで歩いてたのか!!」
「大丈夫、かわいいから♡でもウォータープルーフにしなね」
きゅっきゅっ
「あっはっ柔らかい。ぷにぷに~~~~」
と私のほっぺたを掴む弟。
こんな感じ?
きゃーーーー近い近い!!
我が弟よー!!そんな距離でぷにぷにされたら
↓
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↓
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惚れてまうやろーーー!!
なんてことがあるといいな、っていう空想妄想願望ストーリーその3でした。
あ、初めて読まれた方、1と2をリンクで貼っておきます^^
↓
こんな感じ?
こんな感じ?その2