パク・ユチョン・・・
まさか・・・本人だったなんて。
興味が無い私でも、東方神起は知っている。
歌も聴いたことがある。
だから、女の子達が・・・
だから、おうちにPCやキーボードが・・・
そう言えば
「え?知らなかったの?」
って驚いてたよね。
私、スターに向かって名前聞いちゃったんだ。
きゃーーー恥ずかしい!
だって、全然オーラないんだもの。
地味でわからないよ~・・・
韓国のスターってもっと体がガッチリしてて
男前っていう印象があったからなあ。
・・・・・私、
東方神起の自宅で、ご飯食べてきたんだ・・・
これって、絶対バレちゃいけないよね?
誰にも言わないでおこう。
後ろから石とか投げられたくないもの・・・
2日後、私は姉と姉の彼と3人で
『スンデ』が美味しいというお店で食事をしていた。
お姉ちゃんの彼、かっこいいなあ・・・
元モデルかあ・・・納得。
姉の彼がお会計をしてくれて、
韓国の男性は、本当に女性に尽くすな~
と感心していたとき、
店の外に人だかりが・・・
若い女の子達・・・
そして
目の前に見たことのある人。
「あ・・・」
「あ・・・」
「こんばんは」
「ども」
「私、もう帰るんで」
「あ、ちょっ、」
女の子達に見られる前に、姉に見つかる前に
お店の外に出て行った。
だって、知り合いだなんてバレたら
めんどくさいもの。
そして、ソウル最終日。
私たちは姉妹で飲み歩いていた。
私もお酒は強いけど
姉はすぐ酔うくせにいつまでも飲み続ける。
チャミスルの瓶が4本空いている。
その前にビールを散々飲んできた。
「ちょっとトイレ行ってくるね」
「行ってらっはーい」
あれ・・・?なんだろう・・・
また外に人が・・・
ふ~飲み過ぎたなあ・・・
あー・・・私 珍しく顔が赤いわ~
二日酔いにならないといいなあ・・・
キイ~
「あ、すいません」
「アニヨ・・・え? あ!」
「ん? あぁ・・・」
「またあいましたね~」
「そ、そうですね」
「きょうはにげないの?」
「逃げるって、別に逃げたわけじゃ」
「だれときてますか?」
「姉と・・・」
「ふうーん、あ、ちょっとまってて、トイレ入ってくるから」
待っててって、なんで? 嫌よ。
「お姉ちゃん、そろそろ帰ろう」
「ワイン頼んだ!」
「え~~!!」
「またにげた」
「うわっ」
「なんで来るの・・・」
「なんでって、しりあいだから?」
「ん~? この人、ユチョン?」
「はじめまして、おねえさん」
「あ、あの、姉は東方神起が大嫌いなんで、
そういうわけでごめんなさい!」
私は不思議がる姉をムリヤリ引っ張って
お会計をして店を出てきた。
タクシーの中で、姉からの質問攻め。
私は仕方なく、ことの成り行きを話した。
話している途中で、寝ちゃうし・・・
きっと明日、覚えてないでしょ。
・・・・・本当は
ユチョンさんと話したかった。
けれど、酔っぱらいの姉がいたし
お店の外にファンの女の子達がいて
何を言われるかわからないから・・・
ひどいこと言っちゃったな。
明日日本に帰るし
もう、二度と会えないだろうなあ・・・
韓国に来れば会えるのかな・・・

モムチャンペタ
写真はお借りしました。
ありがとうございます。




















