天狗さんとおじいさんと妖精さんが私達の元を去ってから気がついたことがあります


最後の一ヶ月、本当は彼らとゆっくり語りたかった(娘の通訳が必要ですが)けれど、日常生活があまりにも忙しく、余裕がありませんでした


夏休み中だったのですが、娘の習い事の関係で昼から夜まで毎日出掛けていて、彼らに構っていられなくて‥‥
でも感謝の気持ちは伝えたいと最後に何とか一緒に旅行やバーベキューなどに行ったりはしました


そんなバタバタした生活の中、妖精さん達がお昼ごはんを作りたいと何度か申し出てくることがありました


もちろん、実際に作ることはできません

作る時は、娘がキッチンに立ち、妖精さんの指示でちょっとした炒めものなどを作っていました

本当に忙しかったので、時間のない時は「え、またなの?」と少しイライラして接していた私


ゆんちゃんも
「でも妖精さん達が作りたいって言ってるの‥‥どうしても今日作らないといけないんだって」

という感じで話すだけで
何故作りたいのか理由をあまり語ろうとしませんでした

私は内心「こんなに忙しいのになんで‥‥」と思いながら娘がキッチンに立つのを許しました

作ってくれたものは、しっかり素材の味が生かされ、味のバランスもよくとても美味しかったです

食べて幸せになるような味でした

彼らが去った後、ゆんちゃんが同じように作っても、美味しいけれど妖精さん達と作ったものとは何か違います
やはり、彼らなりの何かが込められていたんだと今、思います



一週間前に、ゆんちゃんからビニール袋を手渡されました

娘「これ妖精さん達からだよ」

袋を開けて中のものを取り出すと、小さい紙がたくさん入っていました

紙には妖精さんや天狗さん、おじいさんから私へのメッセージが書かれていました(もちろん実際には代筆で娘の書いたもの)

いつの間に書いたの‥‥?

娘は「ママにナイショでゆんちゃんが宿題やってる時に、妖精さん達と少しずつ書いてたの」

彼らの優しいメッセージと娘の優しさに涙が溢れました

そして、ふと気がついたのです

妖精さん達と娘が作っていた料理は私への愛のこもった感謝の気持ちだったのだと

彼らの姿形が見えない私に、五感を通して直接伝えてくれたのだと‥‥


娘に聞くと、
「そうだよ、妖精さん達がママが気がつくまでナイショにしていてねって言ってたから言わなかったの」
と‥‥

気がつかなかった自分の器の小ささに反省しています
それと同時に彼らのくれた数々の愛と過ごした日々を思うと自然と涙が出てきます

なんだか最近彼らの事を思い出しては泣いてばかりです