一軒家に住んでいた頃 私は
花をたくさん育てていた。
季節ごとにホームセンターの園芸コーナーに行って
色とりどりに寄せ植えするのが大好きやった。
お正月前は 珍しい葉牡丹を買い集めた。
盗まれてしまう事や
引き抜かれてた事も何度もあったけど
寒くても暑くても 土をさわるのが好きやった
花は季節を感じさせてくれる
可愛らしい花が咲いてくれた時
最高の癒しになってた。
毎日毎日 お米とぐより
花にお水の方が先やった。
息子が中学生の頃
母の日近くやったかなぁ
一緒に買い物へ出かけた時
花屋さんの店頭にあったあじさいと目が合った。
当時はあんまり見かけなかった
変わったガクあじさい
紙細工のような花びら
紫色のような 青色のような・・
ひと目で好きになってしまって
「母の日にほしいなぁ〜」って
声に出した記憶がある。
息子はうんともスンとも言わず
スッと買ってくれた。
2000円くらいだったと思う
花咲く時期が終わり 鉢植えから地植にして
来年もその次もその次も・・
ずっと大事に大切に世話して
毎年綺麗に咲いてくれるのが
とっても嬉しかった。
離婚してあの家を出てから
誰もあじさいに目を向けることが無くなってしまったけど
忘れたりしなかった
見つめられないけど 咲いてるかな・・
枯れてないかな・・
先日、再会することができた。
心無い元夫の手で
ブッサブサに切られてしまった様子で
株が貧弱になってしまっていたけど
頑張ってふんばって 咲いてくれてた。
「ごめんね・・」
その脇に植えていた沈丁花も
ブチ切られていた様子で
勢いを失ってたけど
ふんばってくれていた。
金木犀の木も
小さな株から育てたシマトネリコも
切られた様子で かわいそうだった。
仕方ない・・ みんなごめんね。
私の宝物たち
置き去りにしてしまって
ほんまに ごめんね・・
いつの日か
みんなと一緒に暮らせる時が来るといいなぁ。
また・・
さみしくさせてしまって ごめんね
