2年前かな?
「みんなの学校」というドキュメンタリーが映画化されたのですが・・・
簡単に紹介します。
大阪市立大空小学校の取り組みをドキュメンタリーとしてまずTV放送され、反響の大きさから映画化された。
大空小学校が目指すのは、“不登校ゼロ”。
ここでは、特別支援教育の対象となる発達障害がある子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんなが同じ教室で学ぶ。
開校から6年間、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人も一緒になって、誰もが通い続けることができる学校を作ってきた。
この取り組みは、支援が必要な児童のためだけのものではない。
経験の浅い先生をベテランの先生たちが見守る。子供たちのどんな状態も、それぞれの個性だと捉える。そのことが、周りの子供たちはもちろん、地域にとっても“自分とは違う隣人”が抱える問題を一人ひとり思いやる力を培ってきた。
映画は、日々生まれかわるように育ってゆく子供たちの奇跡の瞬間、ともに歩む教職員や保護者たちの苦悩、戸惑い、喜び。
そのすべてを絶妙な距離からありのままに映してゆく。
と、まあ、こんな感じです。
この大空小学校、近所なもので創設時から知っていますし、南住吉小学校から分離独立した当時はものすごく人気だったのも知っています。
しかし、校長先生が退任されてから、良からぬウワサも耳にするようになりました。
気になってググッてみたのですが、称賛の声ばかりで........
正直、逆に気持ち悪い ((゚m゚;) です。
申し合わせたように
「素晴らしい!」「感動しました!」「これこそが教育では!」「全国でも・・・」
これだけ話題になっているのだから、賛否両論あっていいはずなのに…
そう思うのは私だけでしょうか。
反対意見が言えないプレッシャー・・・・・
そんなもので言論封鎖されているような不気味さ・・・
そんな疑問に背中を押されて、色々な方面から探りを入れてみました。
そうしたら・・・・ありました!!
Σ(・ω・ノ)ノ!
「イジメも不登校もないなんて、素晴らしく思えるけれど、当の子供達はどうなんだろう。中には、そんな校風に合わない子だっているだろうに。映画では校長先生を始め、先生方の方が目立っていて、子供たちにあまりスポットが当てられていなかったように思う。もっと子供たちの反応が見たかった。それが残念だ」
映画をご覧になった塾の先生をされている方がつぶやいたツイッター。
そしてそれにすがるような小さな保護者の声。
「マイナーな意見を述べてくれる方がいらっしゃって嬉しい。私一人で悩んでいました。少しでも変なことを言ったら、障害児のママたちからのバッシングが怖くて。」
(=◇=;) ヤッパシ・・・
お断りしておく。私は大空小学校のような考えの学校を否定しているのではない。
それはそれで価値があるのだから。
それが他の全てに勝るように「全国の学校もそのようにすべき」という持ち上げ方が怖いのだ。
例えば、私のような<問題児>はどうだろう。
好奇心が旺盛で、興味の先は学校教育の外にまで飛び出してしまう。
一旦気になりだしたら、そこにしか目が行かなくなる・・・
なまじ”成績が良い”だけに「厄介な子」だった。
この記事のタイトル『センセー、こいつの編曲した「My Way」が3拍子です!』
は実話であったりする。
まだ私が楽師見習いだった頃、「じゃあ、来週までに3拍子の曲と、「My Way」のアレンジを用意してきてね。」という宿題に対し、『それじゃ、「My Way」を3拍子にアレンジすれば一石二鳥じゃん!』ってことで、やっちまったのです。
ショパンのワルツ風 My Way (^ε^)♪ブンチャッチャ
我ながら良い出来だったと思う。ヒマがあれば、記憶を辿って再現してみたい。
翌週・・・当然師匠は呆れていた( ̄_ ̄ i)
面白がってくれた先生もいたけど。
・・・・・
小学校の2年生の時。
粘土工作で「何かをしている動物」を作りましょう。
という課題があった。
私は図鑑で見たコアラが可愛かったので、「ユーカリの葉を食べるコアラ」を作った。
…のだが…
その頃はパンダさま全盛期。
先生に、「〇〇ちゃん、何を作ったの?」と聞かれ素直に「ユーカリの葉を食べるコアラ」と答えた。
先生曰く「コアラって?そんなの、だれも知らないわよ?パンダにしましょうよ。」
首を振る私「コアラです!! 樹の上でユーカリの葉っぱを食べるの」
先生「先生もコアラなんて知らないわ。パンダにしましょう。パンダ! 笹の葉を食べるのよね」
私が泣いて訴えても無視された (ノω・、)
そしてご丁寧に「笹の葉を食べるパンダ 〇〇」として展示されてしまった・・・
有るときは「赤と青で好きな絵を描きましょう」
とのお題に、現代アートばりのドギツいセンスをまだ知らない私は「赤と青? そんなベタな配色、幼稚園児じゃあるまいし使えないよ。そうだ、ピンクと水色ならきれいよね。」
と考えて、ピンクと水色で絵を描いた。だって、モネが好き(。・ω・)ノ゙
隣の男子が「あー! こいつ、赤と青使ってないぞ~!!」と大声を上げた。
(いるんだ、、、こういう奴。)
先生も困っていたけど。(☆。☆)
今なら、色相環投げつけて、どこからどこまでが「赤」で「青」なんだよ!って言ってやりたいところだ。(・ω・)b
まぁ、その他色々・・・・やらかしたっけ。
今から考えると、それも立派な発達障害なのだが・・・
それでも、大空小学校なら、興味の趣くままに「知る」手助けをしてくれただろうか。赤とピンクの違いを「見つけさせて」くれただろうか。
考える手助けになるかどうかは分からないけれど、本年度の住吉区内の小学校の希望者数がまとめられた表を貼っておきます。