IgA腎症にかかって、一番に心配したこと。
将来子供が産めるのかなってことだった。

多分これは人それぞれの状態の差があるのかもしれない。
私はなかなか子供が授からなくて、2年ほどベビ待ちしていた。
ようやく授かって、最初の尿検査がすごく悪くて落ち込んだことを覚えている。
ちゃんと子供をお腹の中で育てていけるのかなって不安だった。

でも週数を重ねるにつれて、尿検査の数値も良くなって、妊娠前よりもいい値が出るようになった。
たまに、そういう状態になる人もいるみたい。
赤ちゃんがお腹の中で、私の身体を守ってくれている・・
本当に愛しく思う日々だった。

私自身、腎炎であることは妊娠高血圧症候群になりやすいことが分かっていたから、減塩、太らないよう体重管理を欠かさないようにしていた。散歩もよく行った。

赤ちゃんは予定日を3日遅れで3430グラムの割りと大きめで無事生まれてきてくれて、私も体調を崩すことなく出産できたニコニコ

今、息子は1歳6ヶ月。元気なわんぱく坊主に育っているニコニコ
だけど、産むことと育てることは別なんだなぁと今身を持って感じている。
今年に入って私は4回も熱で寝込んでしまった。
悲しいかな、息子の元気さに付き合う体力がないのだしょぼん
そして、この子に兄弟を作ってあげたい。
そう思うとき、やはりまた妊娠する前に今より腎機能を良くしておくことが大事だということになった。

息子はいま可愛い盛り、大変なこともあるけど出産してからずっと側にいた大事な存在。そんな時期に2週間入院しなければならないなんて。
いろんな葛藤があったけど、今は前に進むのみ。
まずは扁桃腺摘出、引き続きパルス療法をするために入院することになった。



iPhoneからの投稿
扁摘パルス療法について。

扁桃腺を摘出して、その後ステロイドの点滴を行い体内のIgA抗体を減らすのが目的だとのこと。
どうして扁桃腺?って不思議な感じはてなマーク
IgA抗体のほとんどが扁桃腺で作られていて、体内に菌が入るとIgAがたくさん出来て攻撃するのだけど、その際に腎臓にもそのIgA抗体がくっついてしまい、腎臓のろ過機能を妨げてしまうのだとか。

IgA抗体は他の臓器でも作られてるのだけど、圧倒的に多いのが扁桃腺。扁桃腺を取ったら何か弊害が起きるのでは・・って不安だったしょぼん
でも扁桃腺が必要なのは2歳くらいまでで、後は他の臓器が免疫機能がしっかりするのでもう大丈夫なんだって。

IgA抗体をたくさん作る扁桃腺を取ってしまって、ステロイドでさらに減らす。この治療法で多くの方が寛解(良好な状態を維持すること)していると知り、私もやることに決めました。
発症したのは、17歳。
高校2年生で、ちょうど体育祭の時期だった。

発熱したあとに、目で見て分かるほどの真っ赤な血尿がでた。
最初見た時はパニックで、「私はこれからどうなるんだろう・・」って思ったっけ。

すぐに大学病院に紹介されて、腎生検を行うことになった。
初めての入院、初めての麻酔・・初めてのことばかりで不安でいっぱいだった。
腎生検で腎臓に針を刺して組織を取るのだけど、一回目ではちゃんと出なくて、もう一度刺して結果が出た。

IgA腎症。慢性腎炎の一種で、私はあまり腎機能が落ちてなかったようで比較的良好群と言われた。
当時はあまり治療法のない病気って言われていたから、特に制限もなく食事はなるべく減塩、スポーツドリンクは飲んではだめってぐらいしか言われなかった。

あれから16年。私は今33歳になり
定期的に経過観察するのみで過ごしてきた。
特に数値も変わることなく、急激に悪くなることもなかったが良くなることもなかった。

そして、ようやく33歳の今、治療法として確立されてきている扁摘パルス療法を行なうことになった。