ごきげんよう、百合喫茶Le Lis(ルリス)です。
当グループでは百合をコンセプトとしたカフェを不定期に開催しております。
第二回開催決定!2019年12月1日(日)池袋にて開催いたします。
第二回開催は聖ルリス病院を舞台に「社会人百合」をお届けいたします。
ご予約は終了しましたが、当日席のご用意がございますので、お時間のある方は是非各枠開始時間に会場までお越しくださいませ。
本日はナースたちのお話です。
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患者さんの診察を終えて片づけをしていると定時を前にして先輩に会議室へ行くように声をかけられた。
司はあんずと共に呼ばれ、会議室に向かう途中で葵も一緒だと知った。
「何かあったのかな・・・?」
首をかしげるナースたちは会議室をノックする。
―― コンコンッ
乾いた音が響くと中から部長の「どうぞ」という声が聞こえた。
入室すると瑞美鈴と、主任看護師たちがいた。
三人は何かトラブルでもあったのかと青ざめ顔を合わせたが、どうもそういう雰囲気ではないようだった。
「忙しいところ集まってもらってごめんなさいね」
部長に声をかけられ、私達の背筋が伸びる。
「いえ、大丈夫です」
あんずが澄んだ声で返事をすると、部長は私達をみて頷いてみせた。
外来と病棟の主任看護師が説明をしてくれた内容によると、今年のクリスマス会の準備を私達主導で進めてほしいというものだった。
「かしこまりました」
「頑張ります」
あんずと葵が返事をすると司も慌てて口を開いた。
「私も、頑張りますっ」
あんずが代表で書類を受け取り退室したあと司たちにも渡してくれた。
「葵ちゃんは去年やっているから大体わかるかな?司ちゃんはあとで詳しく教えるから、書類確認してわからないところチェックしておいてね」
「わかりました」
書類をチラリとみながら、司は大きく頷きながら返事をした。
(どんな感じになるんだろう。研修で行っていた病院はキャンドルサービスだけだったから楽しみだなぁ!)
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続きのお話はまた今度。
それではまた、ごきげんよう