え~遅くなりましたが、駄文をひとつ。


苦手な方は引き返してくださいねv


そうじゃない方のみ、ずずいっと下へスクロール~♪












目が点になってる直江なんてそう見られるもんじゃない。


「高耶さん・・・どうしたんですか?」


「何がだよ」


「それですよ」


直江が指差したのは俺の後ろに停まっている車だ。


「借りたんだよ」


「・・・免許はどうしたんですか?」


「免許センター行って取ってきた」


「・・・どうして?」


「たまには俺の運転でドライブってのも悪くないだろ?」


「・・・そうですね」




車は高速に乗って間もなく渋滞に巻き込まれた。


「あ~もう、いくらGWでも混みすぎだろ」


「ETC割引も始まりましたからねぇ」


「腹へった・・・」


目的地まではまだ100キロ近くある。


「・・・・・食べますか?」


「え?」


目の前に差し出されたのは手巻きずしだった。


「なんでこんなのがあるんだよ」


「今日、あなたが来るとわかってましたからね


刺身を用意してたんですが、出かけるならこれがいいかと」


「・・・・・・」


いつものことだけど色々準備のいいヤツだ。


「・・・食べる」


もそもそと手巻きずしをほおばる。


「うまい!」


直江がにっこりと微笑む。


・・・ん?


コイツの誕生日なのになんか立場が逆じゃねーか。


「なお・・・」


渋滞で止まった隣の車のおねーさんが


直江に声を掛けてくる。


「今からどこに行くんですか~?」


営業スマイルで直江が答える。


「もう少し先の海までですよ」


「え~じゃあ一緒に行きませんかぁ?」


渋滞中に逆ナンかよ・・・・。


「残念ですが、大切な人と一緒なので」


直江の答えに黄色い悲鳴が上がる。


「ええーーーーー!」


「となり男じゃん!」


何故か嬉しそうに高耶の顔を覗き込むおねーさんたち。


やがて車が動き出した。



続く