宮城県ボランティア。 | 広瀬麻百合 オフィシャルブログ 「Mayuri」 Powered by Ameba

宮城県ボランティア。





更新空いてしまってすみません!

実は
昨日までの一週間宮城県の山元町というところでボランティア活動をしてきまし
た。
大きな余震も続いていたので、心配かけたくなくて、ごくごく身近な人にだけにしか言っていませんでした。
ボランティアをしていたということもここに書こうか迷っていたのですが
一週間山元町で過ごしてみて、伝えるべきだと感じたことがあったので書きますね。



向こうに行こうと思ったきっかけは
被災のためになにかしたかったから、というのはもちろんあったけど
私がいる日本で起きている出来事を
実感のわかないテレビの向こうの出来事を
身近に感じたかったというのが大きかったかもしれません。



行こうと思い立ってからすぐに
宮城のボランティア団体の方と連絡をとり
宿泊するつてを確保して
長靴とジャージを着て、35リットルザックを背負って
往復の夜行バスのチケットをとって、一人新宿を出発しました。



山元町のボランティアセンターを通じて振り分けて頂いた仕事は

津波にあった
苺ハウスのお手伝いや瓦礫除去
車の修理工場の瓦礫除去や掃除
個人宅の掃除
町に届いた支援物資の仕分け

ほとんど思いっきり力仕事(笑)

ここまでの仕事は予想できることだったのだけど
山元町の中央公民館という避難所で生活している多くの方と仲良くなることができて
毎日おしゃべりをしにまわって
それぞれの方のお話を聞かせてもらったり
小っちゃい子たちに遊んでもらったり
夜は公民館の職員さんのお仕事を手伝わせてもっらたりしました。
避難所に泊めてもらったりもしました。



向こうでの生活を詳しく書こうとすると長くなってしまうし
私が感じた色々なことは、たぶん文章で書けないから
このへんでとどめて置きます。


本当に伝えたいと思っているのはここからなのです。
特に私と同じ大学生に伝えたい。

支援物資や義援金
東京にいながら出来ることはたくさんあります。
どちらも大事なことです。

でも津波にあった地区で毎日仕事をしていて思ったのは、
やっぱり、人の手が足りないのです。

家の中の瓦礫やヘドロは人の手で掻きだすしかないんだなあ、と。

4月末になって家の選定も終わり始めて
いよいよ人の手が本格的に必要になってきます。


私もそうだったけど
現状の分からない現地に行くということは
不安がたくさんあって、ためらってしまいますよね。
自分がいってできることがあるのかなーとか
宿泊するところどうしよーとか
行きたいと思いつつも迷っている人って結構いるんじゃないかなあ。

でも、自分から動いて本気になれば
確実に自分が現地の力になれていることが実感できます。



社会人の方は仕事があるし、義務教育の学生さんも色々と問題があるかもしれないです。
比較的自分の自由な時間の多い大学生さん!一週間でも3日でもいいので
無理をしない程度に、どうですか?(^^)

私はボランティアとかしたことなかったし、
宮城には一人も知り合いがいませんでした。

でも、毎日やりがいのある仕事をさせてもらえました。

人間関係がゼロの状態から
信じられないくらいの人と出会えました。

あったかい気持ちにたくさん触れました。



私が行ったということが、
誰かの行ってみようのきっかけになったら
こんなに嬉しいことはないわけです。
(山元町は酷い津波の被害にあったところだけど、メディアにでていないからボランティアの数が著しく少ないから、個人的には山元町行ってくれると嬉しいです。w)





正直な感想をいうと

行きは、ボランティアに行こうという気持ち
帰りは、被災してしまった友達の手助けをしてきたという感じ。






最後に

仲良くしてくれた山元町の方々本当によくしてくれてありがとうございましたー。
職員さんたち体壊さないでね。

また行くから、待っててね。