変な家を観ました



原作の雨穴さんが好きなので本も読んでて面白かったので映画化すると聞いた時から観に行くぞーと思ってました。


昨日、公開初日だったので有給取って観に行ってきました。

有給取るほど楽しみだったのかと言われるとそうでも無いんですけどね(笑)


当初の予定では土曜に見に行こうと思ってたのですがその日仕事休みの予定が仕事になってて

日曜日は休みですがなんかめんどくさいと思い……でもなんか割と早めに見に行きたくて

どうせ休むなら初日でよくね?平日人少なさそうやし?


との事で初日に見に行きました。




結果として見に行って良かったですよ。

多分SNSでの感想を見てしまってたら色々萎えてたと思います。




下記より感想をかるーく書いていこうと思います。
もし、原作は知ってるけど映画はまだの人や
ネタバレは嫌だ!!って方がいましたらネタバレを含むと思うので回れ右していただけるとありがたいです。


いいですね?

大丈夫ですよね?













回れ右した??



ここから軽くネタバレを含みます。


映画館は普段とは違う所に行きました。
昼食を食べたい飲食店目当てに今回はここに行った感じです。

朝イチの回を見に行ったので比較的人は少ない印象でした。

100席位の場所でしたが大体30人前後の人がいたと思います。
これは多いのか少ないのかどうなんでしょうね?
場所的なものもありそうですよね。
(結構田舎と言えば田舎の方に行ったので)



普段はライブ用の耳栓をつけて見てるんですが今回持ってくるのを忘れて音の大きさに大変な目にあいました(笑)
普段耳栓して映画見てる人がいましたら持っていくことを推奨します。まじで!!


原作はミステリー強めで昔の嫌な風習やヒトコワな雰囲気のある怖いし不気味だけどじっとりしててホラーは苦手だけど……これは大丈夫!!
な感じの作品なんです(あくまで私の個人的な感想)

原作者である雨穴さんがホラー苦手な方なので
ホラー苦手な人が書くホラーということもあり滅茶苦茶には怖くない所が好きです。

ですが!!

映画は
雨穴さんの代わりに雨男という雨穴さんの見た目のパチモノみたいな方が出てくるんですけど
雨男さんがホラーの話をYouTubeのようなものでしてるとこから始まるんです。

そのホラー話はただ語ってるだけじゃなくて
その情景を映像で見せてくるもんだから(映画的な演出で)
冒頭からホラー映画でしたよ。
ちゃんと怖かった😱😱

ホラー演出あるなら先に言ってよ!!
いーーーやーーーってなりました。

しかし、まぁ、雨男がそういう語りの人何だなってことで多少妥協はできる部分でした。



その後なんやかんやありまして変な家の間取りが出てきてコレはなんじゃらほい?となるわけですよ。

そこで登場\( ´・ω・`)┐栗原さん!!
漫画版ではすらっとしたイケメン風のお兄さんな風貌なのでそのイメージが付いてますが
出てきたのは佐藤二朗さん演じる栗原さんですよ。


栗原さんは雨穴(雨男)さんの知り合いの建築士さんで間取りとかに詳しい人という役割で出てきます。
変な家の間取りのここが変だよ!!
を教えてくれる人ですね(ざっくり言うと)

そしてあくまで口を出すだけで現場には出向かないタイプの人です(原作の話ですが)

冒頭から栗原さん個性強くない??
飲食店で待ち合わせして雨男さんと合流するんですが……癖強くない??

いちごのパフェ食べてたんですけど
そこまで??
そこまでする!?ってくらいパフェを混ぜててびっくりしましたね。
謎行動www

そこであ〜佐藤二朗さんだなって思いました。
いい意味でふざけてるなと。
これは今後ストーリーで雰囲気壊れるかもって思いました。


その後なんやかんやあって
被害者の妻と名乗る人が出てきますがこの人滅茶苦茶雰囲気怖い。
無表情というか……嫌なんだろ
陰キャ?
滅茶苦茶陰キャの人!!って感じでただ立ってるだけで怖いでしたね。

変な家を雨男さんと見に行くシーンがあるんですが
そこでのワンシーンがめちゃくちゃ怖かったです。
その角度はお化けのそれなんよ!!
泣くぞ!!恐怖で泣くぞ!!!


その後も色々ありまして本家と呼ばれる場所に行くことになるんです。
コレは物語の後半だと思ってくれていいです。

後半はほぼ本家での話なんですが
最初に間取りが幼い頃の記憶すぎてよく分からなくて本家に確かめに行こう!!って感じが原作(というか漫画版最近読んだので漫画版の記憶ですが)なんですが

最初からちゃんと間取り分かってると言うね。
そしてそこの本家でとある男の子が事故で亡くなってるシーンがあるのですが映画ではそこのシーン一切無かったことになってました。

それによりあそこの不可解さが曖昧になってたのはどうなんだろ……って思いました。
あの事故ありきのあの場所の不可解さだろ??と思わなくもないですが…………。

尺の問題か??
尺なのか!?

この本家には雨男さんと女の人の2人で行くんですが本家の雰囲気不気味すぎ!!
なんか全てに言えますが変な家の室内暗くて薄汚くて怖いんですよ。
ある程度綺麗ででも間取り的には変な家なのがゾクッとするのにここまで部屋の雰囲気から怖いのはなんか……なんだからなぁって感じですね。

本家は本家だから見た目から不気味でもいいんですけど……不気味すぎました。
もう少し古き良き古民家感くらいにしてくれてもええんやで??
そして仏壇があるんですけど(物語のキーになる的な)そこだけおどろおどろしい雰囲気で良かったかもです。

それとも雨男さんには普通の民家もこんなふうに怖く見えてる的演出だったのでしょうか?どうなんでしょうか!?


本家の謎に迫るとき最初に襲われたあと(え?)
栗原さんも合流したんです。
あ、栗原さんこんにちは(笑)

栗原さんの喋り方がどうしても雨穴さんの真似してる感じでどんなシーンでも面白かったです。

そしてとき明かされる部屋の謎。
隠しルート発見!!きゃーー!!

好奇心旺盛過ぎる主人公達は隠しルートを散策します。
そして見つける秘密の祭壇。
めっちゃ怖い。雰囲気しかねぇですよ。
そこに供えてる物がキモすぎた。
てか、そんなに劣化するの?ってくらいそれは劣化してたけど……呪か何かですか?
それとも環境が悪いから早く痛むんでしょうか??とにかく供えられてる物がキモキモでした。


その空間で仮面を被った男の子が出てくるんですけど
怖すぎる。怖すぎるよ:(;´・_・`;):
仮面のデザインホラーすぎ。
前のシーンでもこの風貌が出てくる所があるんですけどマジで怖い。

私お面(ホラーなやつ)苦手なんですけど!!
教えててくれよ!!

仮面なんて雨男さんが被ってるやつだけで良くないか!!
仮面でお腹いっぱいや!!
(雨男さんはYouTube配信してる時雰囲気作りなのかお面かぶってます。原作者さんが顔隠してる方でどんな時でもあの風貌なので真似と言えばそうなんですが映画ではキャラ作りって感じですね)

そこで2回目襲われる雨男さん。
襲われすぎ。
私は君の命が心配ぞ。

本家の前シーンでも君襲われてたよね?
あんだけ襲われてて首突っ込むのすごいな!!
恐怖心バグってるのか!?

雨男さんは間宮祥太朗さんが演じててイケメンなんですけどね。
(別に好きでも好みでもないけど)

その後色々ありまして。
バトルシーンですよ。
お面を被った村人達が出てくるんですけど
泣いていいですか?
怖い。何故松明持って湧いてくるの??
怖いよ。てか、時代はいつなんだよ君たち。
怖い怖い。
令和の世に出没していい風貌じゃねぇよ泣

涙あり(ありなのか?)なシーンもありつつみんなで何とか逃げ切る(と言ってもまだ本家の中ですが)

そしてほっとしたのもつかの間。
あいつがやってきました。

怖かった

滅茶苦茶びっくりしました。

その後謎にB級ホラー映画展開が繰り広げられ。
あの人が殺されたシーンは意味わかなくてでも怖かったです。

その後無事本家からも逃げ出せるんですが
車で逃げてる時のあの男の子の泣くシーンは私も泣きました。
良かったね?



そして物語はラストになるんですが
平和になった本家人達(一部の人)の話や。
本家は色々あって焼けちゃったんだけどそこから謎の死体等出てきたり謎だねーなニュースになってたりするんですが

その後平和だねめでたしめでたしな本家の人たちが不穏なこと言ってたのはゾクッとしましたね。


そして平和になって
お疲れ様ーな感じで雨男さんと栗原さんが喋ってる時……
部屋から謎の異音と(以下ネタバレ過ぎるのでしょう略)

これみてえっ!?
君たちどうなっちゃうの!?
2があるならここ描かれるの!?って感じでした(いや、あるとしたら完全オリジナルストーリーになるだろうね。最後のシーン原作には全くない話ですし)


感想としては
原作ファンで原作のあのストーリを見たかったらイマイチだと言わざるおえないけど
それ抜きにしたらストーリーとしてはなかなか興味深く面白いものだったと思います。

1つ、滅茶苦茶怖いという点を覗いては。
知ってたら良いんですけど……

ほんとに滅茶苦茶怖かった。
これはホラー映画です。

ホラー映画!!

変な家は
ホラー映画です。