前から読んで下さった方は
お気づきでしょうか。
例の両親どうしたかって。
「根本先生に紹介してもらって
フルート習うことにした」
「習いたい」「習わせて」
とかじゃありません。報告。笑
両親も「ダメ」とは言えません。
いや、言わせません。
志望校進学を阻止した
大人たちが悪い
月謝も月に1回は自腹。
残りは親が出してくれました。
思い返すと随分な神対応です。
そしてレッスンが始まりました。
「吹奏楽あるある」な
どの楽器も同じような雑な基礎練サヨナラ!
専用のエチュード
無駄な休みやフレーズがなく
メロか意味のあるオブリで忙しい
専用の曲集
「根本先生の紹介」
という事でうっすら期待してましたが
前年のピアノの発表会に出てた
ど偉いフルート上手い音大生
ll
市毛里香先生
先生も当時はまだ学生だったとは言え
プロ仕様の本格的な音を
至近距離で聴けるなんて
フルート歴5年にして初めてでした。
自分が音大受験・進学して思いましたが
よく当時からこんなにきちんと
レッスンして下さったな。
と。
私なんて音大時代はもちろん
今だって先生みたいに吹けないし
才能がない故に身につけたノウハウで
レッスンできるようになりましたが
生徒さんに「音大受験」とか言われたら
即、師匠や先輩やのぞみにヘルプです
(反省)
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そんなこんなで、
別の方向でフルートライフは充実する事となり
ますます学校と部活がどうでも良くなりました。
なんと1ヶ月ほどで退部!
だったら最初っから
降りろー
泣く泣くトランペットに行った子と
(当時ラッパも上手くなったし、今でもフルートは続けてて、
アマだけど年1でコンサート出てるし、
「いつ寝てるの?」てくらい趣味多いし、
仕事もちゃんとしてるし、頭いいし、
「デキる人」です。
例の彼女とは何故か気が合って
この頃すでに仲良くなっていたので
「最初からこの3人だったら
もうちょっとは楽しかったのに」
と思わずにいられませんでした。
この頃、先輩からも
(あんなに不躾な後輩やらかしたのに)
「ここどうやるの?」
「ビブラート教えて」
などと声をかけられるようになり
「楽器決めの時、
まゆちゃん怖過ぎて
この子入ってきたらどうしようか
と思ったよー」
とかぶっちゃけられながら
部活中にフルートのレッスンの練習するのを
快諾して下さったりしました。
(部活で難しい曲やんないから。笑)
やばいすごいいい人達だった
これまでの無礼を猛省のもと
笑いに変えながら
パート練習だけは真面目にやるようになり
暗黒の高校時代の僅かな救いとなっていきました。
つづく。