2024年4月26日
ご逝去された、
世界的フェイマスな

ウェディングドレスデザイナーの

桂 由美さん。


私は 会ったことないし

彼女の デザインした ウェディングドレスを

着たわけでは ありません。

なんの 接点は ござりません。


ただ 単に

彼女が デザインした お椀を

持っているだけ なのです。


だけど、、

この お椀には 特別な 想いが あって


だから

桂 由美さんの ご逝去のニュースを 聞いて

感慨深いものが あるのです。



20年ほど前 私は 

2階建て 家賃35,000円

小さくて 古いアパートに 住んでいました。

当時は アパートと 職場だけの 往復のみで

私にとって 入浴と就寝

時々 食事するだけの 場所でした。


私は 2階に住んでいたのですが

なんせ 古いアパートだったもんですから

時々 下や 隣の 部屋の 物音や声が

聞こえてきました。


とくに 下の部屋に 住む 家族は…

怖かった煽り

夫が 妻や子に対して DVらしき

怒号や 物が 壊れる音 そして 悲鳴…  泣き声が 

聞こえてきました。

彼らが 住んでいた 4年間で

私が 記憶しているうち

2回は 警察官に お世話になってましたネガティブ


そして ある日 彼らは いつの間にか

引越して いきました。


次に 下の階に 引越してきたのは

40代くらいの 女性と

20代くらいの 彼女の 息子さんらしき

男性でした。


男性は 精神障害を持っているようで

仕事を 持っている感じはなく

部屋に いることが 多かったみたい。


この 新しい 住民は

会うと 笑顔で 挨拶してくれるし

小さな 庭に お花や ハーブを 植えたり

静かな 生活で

私も 穏やかな 生活を 送ることが できました。


それから 数年後

私は 転勤のため 引越しすることに なり

引越し1週間前に 

彼女達に 挨拶をしに 伺いました。

私「今まで 騒音などで ご迷惑お掛けして

            すみませんでしたニコニコ

      お世話になり ありがとうございました」

女性「こちらこそ ありがとうございました」

まあ、よくある 引越しでの 挨拶ですね。



そして

引越し 前日の夜

荷物は ほぼ ダンボールの中

食事も 簡単に 済ませ

「明日は いっぱい 動くぜ〰️」と

相方と 引越しの 段取りなど 話して いたら

「ピンポ〰️ン」

と、 玄関チャイムが 鳴って

ドアを 開けると、

女性が おぼんを 持って 

立っているじゃないですかびっくりマーク


「お引越しの前は ちゃんとしたの

     食べれないじゃないですか。

    粗末な物ですけど、

      食べてくださいね」…

  「器は 返してくれなくても いいですよ」

と、、

お椀に 温かい お蕎麦を 

持ってきて くださったのです。

お蕎麦には かまぼこや揚げ玉、青菜が

のっていて 彩りも 美しく

出汁が きいた つゆも 本当に 美味しくて

相方と 一緒に

「美味しいね〰️♡♡」

て、不意の 優しさに 感動しながら

食べたことを 忘れられません。



その お椀が こちらですラブラブダウン





あれから 8年 たちました。

私は この器を ドイツに 持っていき

よく サーモンアボカド丼や お茶漬けを 

作っていました。

漆器は ドイツでは 大変 珍しく

ホストファミリーには

「Sehr schön!とてもキレイね」

「Wo können wir das bekommen?

     どこで手に入れることができるの」

と、みんなに とても気に入られました。


今でも 大切に 使わせて いただいてます音譜



ということで、

桂 由美様監修の この器を 使うたびに

彼女達の 思いやりや優しさ 愛に 満ちた 波動を

思い出します。


これからも 大切に 使わせて いただきますニコニコ


私と 優しい女性たちと 

繋がることができたのも

桂 由美様の 器の おかげです



桂 由美さま、ありがとう♡


彼女達が 今でも 幸せに 暮らしていますように。


桂由美さまの ご冥福を

心から お祈り 申し上げます。



合掌。。。