宝塚雪組新トップ男役の望海風斗さん、新トップ娘役の真彩希帆さんの宝塚大劇場・東京宝塚劇場でのお披露目公演である「ひかりふる路」(※フランス革命で有名なロベスピエールの物語)と「SUPER VOYAGER!」を観に行きました。

 

早霧さんと咲妃さんが退団してからもう半年も経つんだなぁ、早いなぁ、いやはやといった感じですが・・・。咲妃さんはテレビの「越路吹雪物語」に出演されているので、お姿拝見できてうれしい限りです。早霧さんも今度、舞台がありますね。

 

さて、「ひかりふる路」の感想ですが、全体的にガンガン歌を歌う感じで、その歌がまた圧巻だな、という印象です。望海さんの声量がすごいので、迫力がとてもあります。曲のタイトルとかはわからないのですが、望海さんが登場するシーンで歌っている曲を聴いて、思わず涙ぐみました。

 

ただ、世界史的にはあまりなじみはない部分かな?という印象は持ちました。劇中に出てくる単語、ジロンド派ってそういえばなんだっけ??どういう思想だっけ?と思いましたし←不勉強 ロベスピエールというとやっぱり恐怖政治のイメージだし、王政は結局復活してしまう訳ですし・・・。フランス革命以降の政治体制の変遷ってなかなか複雑だよなー、と改めて思ったりしました。

 

彩風咲奈さんの今回のダントン役もかっこよかったです。着実に2番手として実力をつけ、トップに近づいているところなのではないでしょうか。そして彩凪翔さんの女役にびっくり。

 

そして、劇の後は楽しいショーである!!

 

SUPER VOYAGER!

 

舞台はトップ就任お披露目らしくキラキラしていました。(いつもキラキラはしているのですが、余計に)

 

彩風咲奈さんのソロのララランドおよびウエストサイドストーリーおよびケイレブハントっぽいカッコよさに痺れました。

 

あとは、幼い望海さんと思しき人物が日記をつけているとともに(←望海さんが昔、天海祐希さんへ宛てて日記を書いたことがあるというエピソードを思い出させましたw有名な話だとは思いますが・・・。)、背後のスクリーンからは宝塚音楽学校時代を想起させる写真だったり、トップに就任するまでの舞台の写真が次々登場してそして、「自分がこれから雪組をリードしていく」という趣旨の歌詞の歌を歌っている場面が良かったと思います。

 

あとはどう言ったら良いのか分からないのですが、あまり宝塚チックでないアイドルグループみたいな集団が出てきて歌って踊るところが、なんか新鮮で面白いと思いました。

 

あとは、今回は大サービスで舞台降りがあったところが良いですね。我々は通路側の席だったので、生徒さんに余裕でハイタッチして頂くことができました。間近で生徒さんを久しぶりに観られてうれしかったです。

 

ということで、今回も夢のようにあっという間の観劇でした。次の雪組公演は「凱旋門」と「Gato Bonito!!」です。「Gato Bonito!!」の副題は「美しい猫のような男」だそうで、猫派としては期待が膨らむところです。

 

次回も楽しみにしてまーす。ではでは。