バス旅行から帰って来た娘は

とても楽しかったらしく

久しぶりに笑顔で色々話してくれました。


お友達もできたらしくとても

嬉しかったみたいです。

ほんとに安心しました。


この頃からやっぱり中学に戻ってみようかな

って少しずつ思っていたみたいです。

中3の青春時代をこのまま苦しいまま

終わらせたくないって思い出したみたいです。

体育祭も参加できず、次にある文化祭も

このままじゃ参加できないと

思ったみたいです。


それから半月くらいフリースクールに

通い、先生にも気持ちを話したりして

励まして下さったらしく、

急に「明日から学校行ってみようかな」って

言ってきたんです。


今まで何回かそんなことがあったけど

結局行けず1日泣いて過ごすことになってた

から私はなるべく平常心を保ちながら

「そっか」ってだけ言った気がします。


そしたら次の日の朝、本当に制服に

着替えたんです。


本当に頑張ってみるって言ったんです。


慌てて学校に電話して車で送りました。

いつでも帰っておいでって言って。


ヒヤヒヤしながら1日過ごして

夕方帰って来ました。

4ヶ月ぶりの学校はクラスの雰囲気が

変わってたり勉強が全く分からなかったり

したそうで少し疲れた感じがしました。


案の定次の日は泣いて1日中また固まって

フリースクールにも行けず。

何回か行ったり固まって動けない日を

繰り返しながら10月の半ばくらいからは

慣れて来たのか毎日登校ができる

ようになりました。


10月の終わりか11月の始めにあった

期末テストは不安がまだ強くなかなか

勉強できなくて

散々な結果でしたが

教室で全教科受けることができました。


これで完全不登校の日々は終わりました。

制服姿を見ることも卒業式に出ることも

諦めて私も強い覚悟をしていかないと

いけないと思っていたので

今毎日制服来て自転車で通ってる

娘を見て、戻れて良かったって言って

笑ってる娘を見て本当になんとも

言えない気持ちになります。

なんで学校に行けなかったのか考えたら

勉強も分からなくなったし、成績も

下がってしまって2年生まで頑張ってたのに

悔しい、ムリして行けば良かったって

思ったけど今から考えたらやっぱり

あれはとても行ける状況じゃなかったって

話してます。

結局はっきりした原因は分からなくて、

とにかく毎日死にたいくらい

来るしかったみたいです。


そんなに苦しい思いをさせてしまって

親として申し訳なさでいっぱいです。


色々な気持ちになって

今から卒業式で大号泣してしまいそうです。


娘も本当に辛かったと思います。

あの苦しい日々を乗り越えた娘を誇りに思います。

生きていてくれてありがとう。


ただ思ったのは不登校はこれと

言った理由はなくて小さいことが

少しずつつもり重なって、長い時間

頑張って頑張ってついに限界を超えて

どうにもこうにも行かなくなって行けなく

なるんだなって思いました。


これからも2人の娘達の様子は

しっかり見て行かなくちゃいけないな

と思いました。


次は高校はどうすることにしたか

書きます。