【21/100】

私は発達障害の診断を受けた子を持つ母親です


息子の診断は
「自閉スペクトラム症」と「ADHD」です

小さい頃から幼稚園をズル休みしたり
教室から脱走する子でした


でも、先生のおかげでどうにかこうにか
幼稚園の行事にぼちぼち参加していたし
休み多めだけど幼稚園には通っていました


小学校に入学してから
色々ありまして
1年の3学期には毎日私が呼び出されて
動かなくなった我が子を迎えに行っていました

うーむ、もしかして?
と思ってテストを受けて診断を受けたのが
2年生の9月です


パッと見、普通の子なので
「発達障害なんよ」と伝えると
大抵の人は「えーーーー!」と驚き

「いやいや◯◯くんは普通よ」と言われました


…その言葉が一番しんどかったな、あの時


なぜって、本人がこんなに困っているんですよ
学校がしんどくて不登校にもなっているんですよ

それなのに普通を強要されているようで…(T ^ T)


私も、息子を受け入れようと思いながら
まぁ、なんせ発達障害とはなんぞや、と、相当本を読みました

ちなみに娘が不登校になった時にも
めちゃくちゃ本を読みました

私の傾向として
・わからない、と言うのがすごく不安
・その不安は知識を入れることで解消
と言うのがあるようで


閑話休題



本を読んだ結果
性格の問題や育て方の問題ではなく
脳の問題であると言うこと

…と言いながら納得してないんだけど
考え方や捉え方にかなりクセがある、て言うのがそうなのかなーと



だから「こういえば通じる」はないな、と


息子とどういう風に話したら
この子に通じるのか

手探りながらやってきました


そして本人にも
「あなたにはこういう傾向があるから
ここは気をつけた方がいいよ」と
再々言ってきました

面倒に思えたけど、結局これが一番近道でした


そうやってきて数年

だんだん色々ピッタリすることが多くなりました

そうやっているうちに子供も成長します

いろんな体験を通して
こうしたらいい、というのも自分なりにわかってきます


そうなると本人も周りも楽になる


ここまでくるのはなかなかしんどいけどね


そこまで長い期間ではない

そう思うと今の状況を楽しめる人もいるかな?


色々読んだけど
親としての心構えと
特性が一番わかりやすかったのはこの本



お父さんが、子供4人
そして妻の特性に気づいた時
今までの自分を悔いて三日間泣いた

というのを読んだ時に私も泣いた(T ^ T)


このお父さんの涙に考えさせられます