8/20早朝に起きた惨事
自分の住んでいる県で、また、このようなことが起きるなんて
15年前、6/29にも、あの隣の区で
同じようなことが起こったはず
それを機に、県も対策を進めていたはずなのに
被害の状況や
なぜ、対策をとれなかったのか
そんなことがだんだん明確になっています
私は約20年前に、阪神大震災の真っ只中にいました
その時も、現場上空にヘリが来たのに
水や食料の一つも落としてくれない、とか
音がうるさくて、家のなかに閉じ込められている人の声が聞こえないんじゃないかとか
今も同じように言われましたね
マスコミも教訓を生かしてくれよ…
20年前、私たちはヘリに向かって、
聞こえないとは思うけど叫んでました
「私らはなんとかなってるから
困った人に水の一つも持って来てよ~」
そして、翌日には
寮監さんより、実家へ帰るようお達しがあり
電車の通じている、何時もの最寄り駅ではない、10kmくらい離れている駅から乗って移動
その間に見たのは…
避難のためにできている車の渋滞
災害支援のためにどんどん県外からくる消防隊の車
倒れた家の前から
動けなくなっている人
ガスボンベが倒れるかも、と避難する人々…
実家に帰り、TVを見て
ボランティアの輪が広がりつつあるのをみてお手伝いしたかったけど叶わず
悔しい思いをしたのも思い出されます
今、TVなどで現地の様子を見ると、
やはり現地にかけつけて、
少しでも土砂の除去でもしたい気分ですが
現状それもできず、不甲斐なく思います
でも、そんな私でもできることはきっとあるはず
みんな、今、自分のできることを、だよ
下手に現地に入らないように
子ども連れてまで行っちゃうのは
迷惑になるからね
そういう割り切りも必要だと
災害のど真ん中にいたことがあるからこそ心から思います