ボストンでは、約1ヶ月ホームステイをさせていただきました。初めてのことだったので、どんなものをお土産に持っていったらいいか、どこまでプライバシーを確保させていただけるのか、など色々不安でした。

 

私の滞在したホストファミリーは、これまで10人以上の学生を受け入れているので、あちらのご家族のほうが学生さんと接することに慣れていらっしゃいました。

 

お父さん、お母さん、高校生の娘さん。3人とも、穏やかで音楽を愛し、家でグランドピアノやバイオリン、フルートなどをセッションしたり芸術的な方たちです。

 

みんないつも、声をかけてくれて、とても温かい人たちだったのですが、ひとつだけどうしても絶えられなくなってしまったこと。。。それは、ベジタリアンの家庭だったので肉、魚がない~ということです。

 

私は、人一倍食べるし、勉強すればするほどおなかもすく。朝パンを2,3枚を食べても足りません。。。学校に着くと、真っ先にベーグルショップへ駆け込みサーモンとクリームチーズのベーグルを買います。授業が終わった後も、おなかがすきすぎてまっすぐ家に帰れない。。。その結果、毎日ダンキンドーナツやバーガーキングに入り浸ることに。。。気がつけば、いつも自費の食費がかなりの額に。お昼も、チャーハン大盛りたべたりして。。

 

ホストファミリーは、アメリカンな生活を垣間見れる良い体験。しかし、家庭により差がある。私の友人は、本当に毎日トマトソーススパゲティを出され、「もうパスタは見たくない」といっていました。辺りはずれがあるかもしれませんが、本来はあとは忍耐ですね。私は、食べ物に関して忍耐無さすぎでした。。

 

そんなとき、クラスメートのメキシコ人マリセラがうちのアパートが広いから良かったらいらっしゃいと声をかけてくれた。その後、アパートを見に行くとなんて素敵なうち。。。広いバルコニー、すばらしい大広間(リビング)!!!これを見てしまった私は、ストレートに「お願いします」と言ってしまった。

 

ここには、マリセラの他に、彼女のメキシコ人の友人ベロニカが住んでいました。私は、マリセラの部屋にマットレスを持ち込み、二人でシェアー。

 

そして、彼女たちとともにラティーノ生活の始まり。。かかってくる電話は、なぜかみんな「Bueno」(メキシコのもしもし)とか「Hola」(多くのスペイン語圏で使う)ばかり。朝おきても、寝るときも周りが突然スペイン語に。。

 

次回は、「ルームメートとの生活」です。