ごりんたん【15】 | まゆみのソリロクィ

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イギリスでハリポタ生活!?イングランドの魅力満載♪



5月末からトライアスロンペースでやってきた
まゆみのひとりンピック・ごりんたんシリーズも
いよいよホームストレートです。
さすがに閉会式からもはみ出した場合は、いさぎよく中断して
4年後のロンドンでぶり返し・・・ううん全力でゴールするつもりですよ!


というわけで最後の2日間をドキュメント。


閉会式に近づくにつれ、各競技は順番に幕を閉じ
担当者もそれぞれの開催場所から引きあげてきました。
(バレーは閉会式当日が決勝)



急激な人口密度の低下とか、
めっきり卒業式の後の学校の雰囲気。


毎朝ろくに目が開かないせいで、
案外全貌を把握していなかったIBCも




倉庫としか形容しがたいその内側も



あおげば全て尊いです。


学園のアイドルと記念撮影だってするでしょう!
(局ちがうし)



オフィスの撤退作業と




集合写真。



通訳全員が一堂に会したのは
後にも先にもこのときだけです。
その後、解団式があって



いよいよ閉会式。









開会式はテレビ観戦しましたが、閉会式はちゃんとスタジアムに入って階段に座って観てました。
パフォーマンスは全て光と人間の身体を贅沢に使ったアートで
どれもこれも眼福だったのですが、一番感動したのはやっぱり式の後半、突如京劇役者が現れて
速攻で北京に場面転換したあの一瞬。目の前のオリンピックが破綻することなく
でも確実に何かが別テリトリーに流れて、待て次回!の期待が生まれた高揚感。
あのとき、純粋に楽しみすぎて4年も待てないと思った。
だから今回も閉会式ちゃんと観るよ!いないけどビデオ録画して観るよ!
ガツンとかましてこいロンドン!(武者震い)


一夜明けて最終日。


それまで買い物にいく時間が取れず、空港へいくまでの数時間で
おみやげ購入ツアーを決行するために、この日はウルトラ早起きでした。
あまりに時間がなさすぎて軍隊並みのフットワークでアテネ市内を闊歩。
バスを降りるときに通訳Tが、「ハイ、みんな時計を合わせるよ!」と言ったのは
なかば本気でした。


そこでばっちり足元を見られつつ、1500円相当のマグネットなど
ぼったくrオリンピックプライスの五輪みやげの数々を購入して
とんぼ帰りでメディア村へ。


それぞれの部屋へ散り、チェックアウトの準備にかかるべきところですが
私にはこの期に及んで心残りがひとつ。
シスタが海を満喫したオフの日に寝込んでいた私にとって
あの海岸は未踏の地。足だけでもつけたい!と私が突然駄々をこねだしたので
今にも空港への送迎バスが到着するという中、Tが荷物をつかんで一緒に走ってくれました。
短パン姿の私の気迫に押されたのか、セキュリティの兵隊さんも「気をつけて」とだけ。
(数日前に、海岸である記者の方が溺死体でみつかるという事件があった)


でもどうしてもこの海に




触れておきたかったの。




浜辺は無人で、浅瀬で足首を濡らしている私の横で
Tが砂浜でタバコを吸っていました。
完全すぎて気持ち悪さの一歩手前の美。
そのときすでに、この景色はずっと覚えているだろうなあという予感があった。
私は今でもTと会うと、こういうことがあったよね?と確認してしまいます。
自分の脳内で捏造した風景でないことを確認したくて(笑)!
何かが記憶に埋め込まれる瞬間にリアルタイムで立ち会う不思議。


その後空港バス待ちのレセプションでぱちり。




飛行機のボーディングを待つ間、
海がめチャリティの人にもらった五輪タートル。




そしてとうとう飛行機に乗って




イギリス帰還。


そのときの仲間とは、空港で別れたのを最後に
全然別れてないんですが。
それどころか、以来「アテネで遊ぶ」「アテネで集まる」のように
「アテネ」が地名を通り越して
奇妙な枕詞に変化していったのが面白い・・・
それでも私は彼らとオリンピックを介在して繋がっていることが誇らしいし、
これからも4年ごとのサイクルを少しだけ意識する
不思議な関係が続いていくのだと思います。
スポーツという、台本のないドラマに対して
ほんのちょっぴり目が肥えたままで。




なんとかスライディングゴール!
以上、北京が大スパークしている中
しつこくアテネ話りをするまゆみの迷惑ソロ活動終わりー!
思い入れが強すぎていっそ論文が書けそうですが、
五輪のあの独特の雰囲気が伝わっていると嬉しいです。
閉会式は皆さん是非ライブでお楽しみくださいね。ロンドン見てね。


それで、ブログトップにも書きましたが
私は明日からしばらく日本の人です。
帰国後のジャパンレポをお楽しみにー


ではではヤーサス★



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