前回からの続きです

そんな私の気持ちは、意外な所で救われます

小学生4年生の初めに参加した
公民館で、立体のメッセージカードを作ろう!というイベント
                                                                              
娘が学校から、プリントを持って帰ってきて
やりたい!と言うので、申し込みをしました

図工の絵も作品も、人より時間が掛かるのですが
娘は図工が大好きで
お友達から絵を褒められる事が多くて
学年代表で絵がホールに飾られたりもしていました

メッセージカードを作ろう!というイベントなのに
開始早々
沢山のイラストが書かれたカードの中から、子供達に
今の気持ちに一番近いカードを選びましょう、と言い
心理テスト的な事が始まり

ヤバイのに参加してしまった……と後悔をした

帰りに、変な物を買わされるんじゃないかと
変な宗教に勧誘されるのではないかと
ビクビクしていました

心理テストを何個かした後で
子供達に、自己紹介をするように言われ

突然、そういうのをやらされるのが苦手な娘は
「何を言えば良いん?」と、ずっと私に聞いてきていました

運が悪い事に、娘は2番目に当てられ
前の子と、ほぼ同じような自己紹介を、無難にしていました

これを終えた後で、子供達に色の着いたガムテープがそれぞれ配られ

赤の子もいれば、青の子も、黄色の子もいて
娘には黄色が配られました

それをちぎって、服の目立つ所に貼ってください
と指示があり

いや、怖い、怖い、怖い
何の色分け?メッセージカードいつ作るの?!
私の中では、不信感でいっぱいでした

そして。物を作る時に、人は(特に子供は)大きく分けて、3つのパターンに分かれると、説明がありました

赤色の子は、フィーリングで物を作る子
説明を細かくしても、意味がなく、見本を置いておいて、自由に作っていいよ。分からない事は、その都度質問してね、が一番良いタイプ

青色の子は、頭の中で組み立てをしながら作る子
最初に出来上がりを見せて、工程を一気に説明をした方が、良いタイプ

黄色の子は、慎重で確認をして欲しい子
工程ごとに説明をして、それが合っていると確認をしてから、次に進むのがいいタイプ

私は明らかに青タイプなのですが
娘は黄色タイプ。うん、めちゃくちゃ当たっていると思いました

まず、最初の工程の説明がされ
出来たら、手を挙げるように言われました

娘は言われた工程を進め、終わって手を挙げました

すると、先生がすぐやって来て
「上手に出来てる」と言ってくれて
次の工程の説明が、されました

その工程を終え、手を挙げる
それが正しく出来ていると確認してもらい
次の工程へ。
これを繰り返し、出来上がりました

更に、アレンジを加えて良いかと、先生に確認をして
工程に無いことをしたりもして

気が付くと、娘は参加者の中で、1番早くカードを作り終えていました

その後、片付けの指示も細かくあり
使った物をそれぞれの場所へ返したり
ゴミ、持って帰っていい物、に分けて

他の子を待っている姿に、一人泣きそうになっているヤバイ親と化しました