結婚してもう10年。
不妊治療を経て、体外受精にてようやく子どもを授かり、2歳の息子を育てている。
子どもが産まれて5ヶ月になる頃、
私の母が重い鬱病を患い、心療内科で出された抗うつ薬が合わず、みるみるうちに介護が必要となるほど状態は悪くなっていった。
私が使命感を感じ、毎日子どもを抱っこして、実家に通い、お手伝い。
家事育児だけでもヘトヘトなのに、
親の事まで…本当に今考えたらゾッとするような仕事量。。
せめて子どもがまだ動き出す前で良かった。
と思う事にしよう…
子どもの離乳食も、第一子ということもあり、きちんと手作りで作ってあげたくって。
疲れていたけど、頑張ったなぁ。。
でも段々とメニューの工夫もしなくてはならず、量も増えるしで、次第にレトルトに頼っていった。
今思えば、「それでいいんだ」って思えるけど、その時は変な罪悪感でいっぱいだった。
離乳食も手作りしてあげられないなんて、なんてダメな親なんだって。自分を責めた。ひとりで泣いた。
母の事もあって。
気がかりで、眠れなくなった。