「三歳神話、完母神話、母性神話な、幸せ神話」などなどなど。社会には神話が溢れています。とりあえずぶっ壊しましょ。というお話（2）

仙台　カウンセリング★心理セラピールーム★Berry's Color
心理セラピスト・心理臨床家　庄司　真弓です。

昨日は、「～じゃないといけない」という同調圧力は大きな大きなストレッサー。
ストレッサーの別名を巷では「呪い」と言うらしいΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

「～じゃないといけない」という呪いを喰らってはいませんか？

と問いかけた所、「喰らっていました」「喰らっています」などなど、共感の声や、相談の問い合わせなど頂き、反響の大きさに驚いています。

特に、核家族で子育てしている方々からのお声の多さに、情報に傷つき、言葉に怯える現代社会の背景をも感じることとなりました。

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「不安との共存」これこそが安心して日常を過ごせるためのポイント

情報（ネット情報、他者からのアドバイス）は情報として知ることはあっても、それはあくまでも「情報」であり、全て（神話）ではないことに気づくことが大切です。

そして、「不安との共存」これこそが安心して日常を過ごせるためのポイントでもあるのではないかと思いました。

不安はあるからこそ、危機管理が可能になるわけで、不安を感じなければ社会は秩序もルールも存在しなくなってカオスの極みとなることでしょう。

不安はあくまでも共存するもの。しかし、情報に囚われたりアドバイスが脅しに聞こえてしまった時（こうしないと、よくないことになるみたいな）不安モンスターへと進化し、いつしか心が支配されてしまうこともあるわけです。

そうならないためには、「不安」を感じた時の応急処置を知っておくことが秘策かと思います。

あくまでも「応急処置」ですが。

そうすることで、度々登場するワード情報としての「三歳神話、完母神話、母性神話はじめ、あらゆる神話」に囚われることがなくなり、それこそが「神話は、とりあえずぶっ壊しましょ」このミッションが達成します。

ちなみに、ぶっ壊すとは、暴れる「おりゃ～」みたいなイメージとは真逆です。

冷静な眼をもつこと。つまり、「情報に囚われないために、心に余裕を持つこと」という解釈をして頂けたら幸いです。

朝の10分間のお日さまエネルギーは、不安から心を守る

不安モンスターに進化さえないための５つの質問

不安はあっていいので、不安モンスターに進化して心を支配しないための方法をお伝えします。

不安の正体がわからないと、わたしたちの不安は謎に大きく育ってしまいます。

不安のままに自分自身と対話することがミッション。

こんな感じです。基本5つの質問をします。（自分自身に）

はじめる前に、今ココで感じている不安（怖れ）は１０段階で言うとナンボ？（スケーリング）例えば８．この８を覚えておきます。

①「今、どんなことが不安（怖い）？」→答え（〇〇が不安）→「それって本当のことでしょうか？」→答え（あ～～本当とは限らないなど）

②「どうして、そのように（〇〇が不安）思うの？」→答え（〇〇）

③「その〇〇（不安）が起きる可能性はどのくらいだと思いますか？」
ここでの可能性とは、話で聞いたことがあるとか、ネットニュースで見た、母から言われたなどなど。
そして、あえて、ココで調べる。（起きているのか、あるいは起きる確率を）

④「なぜ、あまり起きていないのかを考えてみましょう」→答え

⑤「同じことで不安がっていたり、怖れをいだいている人（友人）がいたら、なんて言ってあげたい？

先ほど８と言っていた不安（怖れ）は、今はナンボ？

以上です。

この質問は、自分自身を縛っている考え方の癖を緩めていくために有効な質問法です。

どこにいてもできる自分との対話ですので、ぜひお試しください。

自然の中に身を置くと見えてくる自分の中の「囚われている神話」

情報社会において不安と共存する賢い生き方とは

不安はあっていい。おかげ様だから。

安心して暮らすためには、安心できない案件から身を護る必要があります。そのために「不安」という感覚が教えてくれています。「気を付けて」「丁寧に」と。

例えば、先に書いていた情報としての「三歳神話、完母神話、母性神話はじめ、あらゆる神話」

さっきの質問法をうまく取り入れていく事で、あくまでも神話は情報の一つでしかないことに気づき、それら情報という「神話」に囚われることがなくなるかもしれません。

いいのいいの。情報は「欲しいヤツ」だけもろて～～ヽ(^o^)丿

こんだけ社会に情報が集まっていて、頭がパンパンになるのを知っていても、インスタだFBだ～～ネットニュースだ～～って自ら「見に行く」

そんで「喰らって」帰って来る。この繰り返しで心が疲弊していく。これが現代のメンタルが傷つく要因でもあるわけです。

デジタルデトックスという言葉もあるくらいですから、たまに「見ない」そんな日や時間をあえてつくることも、脳、目、心を休めることになるのかもしれませんね。

本日はこの辺で、撤収しま～＾す＾では、またね

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