mayumininomiyaのブログ

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  おとなの世界に、こんなに漫画が浸透したとは知らなかった。
  10年ほどまえ、あの難解なマルセル・プルーストの『失われたときを求めて』のうち「スワン家の方へ」「コンブレイ」「花咲くおとめたち」の大判のとても芸術的な漫画を、パリの大型書店でみつけた。興味があって娘にさがさせたり、親しい在パリのピアニストにお願いして探してもらった。
   きのう、いつものマッサージ治療院でふと手にとった本『クオ・ヴァデイス』は、あるカトリックの女子修道院から出版された漫画の本だった。あの、ノーベル賞受賞の、、シェンキーヴィッチの、である。驚いた。
    この “Quo vadis, Domine" は、大正、昭和時代生まれの私たちにとって、中等学校のころに読まねばならぬ必須の小説であった。別にたれかに強要されたわけではないが、基礎教養の1つととらえられてきた。それなのに、である。『クオ・ヴァデイス』までが、である。
    嘆かわしい。今朝のテレビ・ニュースでは、日本の大手出版社が欧米の漫画市場拡大のため、合同することを報じている。Alas !