友人が渋い顔つきで現れた
「ちょっと聞いて〜
旅行に行くハメになっちゃった😓
何とかして断る口実考えなきゃ」
相手は彼女のBF(同い年)
恋人…は、もう卒業して(ラブラブではない
どちらかの家に泊まる場合も別室
🤔…茶飲み友達というヤツか?
しかし、まぁ一応は彼氏?カップル、
ステディな人というか…。)
二人共バツイチで成人した子供や孫がいる。
もう10年くらい付き合っているが
互いに結婚する気はない。
家族にも紹介していない。
彼氏はそこそこ安定した会社で
今は役員だったかな
高報酬でケチでもない。
友人は経済的には自立しているが
彼氏ほどの給料ではない、当然。
だから彼氏は食事代も全部払うし
旅行なら尚更のこと費用は彼負担。
「ここは私が出すわ…」と言うと
「いいよ!これくらい!」
それで険悪になるパターンが多いらしい。
一泊ドライブ旅行なら尚更。
「また今回もそうなる、絶対!
そうなると二人とも口聞かなくなるから
旅行中ずーっと無言の最悪の空気になる。
だから行きたくないのに
勝手に来月の土日に予約したらしい😤
行きたくない!迷惑!」
彼氏は先月、新車が納車されたから
その車でドライブしたいわけで。
その気持ちはわかるでしょ?
一回くらい付き合ってあげなよー
それにさ、お金のことも
「ここは私が…」はやめなさいよ〜
私達世代の男でお金持ちなんだから
『女性には払わせない』世代なんだよー。
極端なハナシ、恋人でなくても
女性と食事したら奢る、クセがついてんの!
そこは男性のプライドを優先して
『ごちそうさま!ありがとう😊」でいいのよ!
「そりゃ、最初の頃はそうしてたけど
段々、長年連れ添った老夫婦みたいになって。
『ご馳走様〜😄』すら言いたくなくなった
対等でいたいもん!😤」
やれやれ┐(´д`)┌
私はもう、異性の友人と食事する機会も
ほとんどないが
たま〜に、お昼とか食べる時は
当たり前に奢ってもらっている。
元彼はもちろん、
ただの同僚だった男性であっても。
別にプライドがないわけじゃないが
相手は最初からご馳走する気満々だし
専業主婦なのもわかっているし
「あ、わたしの分は私が…」
なんて言うタイミングは皆無。
スマートに会計してくれているから
そんな世代なんだよね、たぶん。
トイレに行くふりして会計したり
私がトイレに行った隙に…だったり。
それに気づいて
「そんなわけには!」とか言ったとしても
「何言ってるの!僕に恥をかかせないで!」
とか
「一緒に食事して楽しかったんだから
そのお礼なんだよ!」
あ、そうだよねー…と思うから
ニッコリ笑顔で「ごちそうさまでした!
美味しかったわ😊」
それを言うと友人は驚いて
「アナタ、それパパ活😱😱😱」
なんでよ😤私は同世代以上の
本物の知り合いにゴチになってんだよ?
パパ活て😱
BBAの私とジジイの友人なんですけど?
それには該当しません!
友人は
「私なら絶対割り勘、何なら私が奢ったり。
素直に奢られる男も男なのか😱
あー😮💨私、貢ぎ体質だもんなぁ、
だからダメ男しか…」
(そうなんだよ!やっと気付いたか!)
口には出さなかったが心の中で。
その友人は家事全般が得意だが
料理が中でも飛び抜けて上手い。
彼女の場合はだから…
異性と付き合い始めると
(合鍵渡される位になると)
せっせと通って家をピカピカに掃除したり
美味しいご飯を作ったりする。
昔は、そんな感じで仲が深まるよう
甲斐甲斐しく尽くす女性は多かったかも。
でも、友人の場合はそこから先が問題アリ。
仲が深まるほどに
相手に金銭面では負担を掛けたくないと
なって行き
気付けば彼氏がすっかりヒモ状態。
それ何度繰り返して来たことか。
今回の茶飲み友達はその点では違い
彼女のプライド傷つけないよう気遣いながらも
「男だから!」と、何でも出してくれたり
プレゼントしてくれたりしている。
それだけは、今までと違うから
私は安心していた。
なのに、友人は…また、同じ過ちを…😱
彼は金銭的に平等でいたいワケではなくて
大切な存在(彼女)に何かしてあげたいのだ。
今回の旅行も、そう。
それに素直に感謝して
お金出してもらえば彼の気持ちに応える事になる。
友人にいくら説明しても
腑に落ちてないみたいだから
「本当に貴女って、男気あるよね」
と言った。
私はそこだけは違う
実際、それで険悪になりフッた男性もいた。
その程度で別れたって事は
それほど惚れていなかったんだろうけど。
名前も思い出せないが
1年位付き合ってたアホ彼氏
ある時ヤツに誘われて高級ホテルの
ディナーに行った。
支払いの時になり
ヤツが「ねぇ、高いから少し出してよ」
カチン😡
「現金足りないならクレジットで
払えばいいじゃん😤」
ヤツは「あ…そ、そうだよね😓」
私は(私にも払えってかい💢
アンタが見栄張るために高いコース頼んだのに!
金額に見合わない大したことないディナーも
アレだけど!
何こいつ!私と楽しい時間を過ごしたのに
そのお金を払いたくないわけ?
アンタのクソ面白くもない話しを
にこやかに聞いて
値段に見合わないクソ不味い料理を
『美味しいわ〜』と褒めてた私に
お金を払え?だと💢
冗談顔だけにしろ😤
サッサと帰った。
まぁ、若くてまだモテ期だったから
強気だったんだろうけど私┐(´д`)┌
お金ないならラーメンでいいのに!
と思ったな当時。
私はバブル世代だとはいえ
合鍵渡されても料理も掃除もしなかった。
そもそも、別に相手が居ない部屋に
先に入る理由、私にはない。
三十代で結婚を考えた相手の時もそうだった。
プロポーズされたけど
即答でOKしなかった。
出来なかった。
好きは好きだけど、もうその勢いで
結婚しちゃおうとは考えられない年齢。
とにかく、ヤツはそのうち言い出した
「掃除くらいして待ってて欲しい」とか
「手作りのご飯が食べたい」とか┐(´д`)┌
私は返事もしなかったが
それをその時の親しい四人組の友人に
愚痴ると大笑いされた
「それくらいやってあげたら良いじゃない!」
「料理…出来るんだから
せめてリクエストされた家庭料理
作ってあげたら?」
「なぜ、それをしないで怒るのよー😂
でも、貴女らしいと言えば貴女らしい🤣」
ヤツは表面上は男女平等だとか
20年以上前のあの当時から
ジェンダーがどうたら…とか言っていた。
なのに、自分が恋人に求めるのは
昭和時代の恋人関係のまま。
肉じゃがなんか絶対作らないから💢
ヤツには絶対に!
どうせ、それで過去の彼女達と比較する魂胆💢
友人達は半ば呆れて
ずーっとmayumin らしいと笑っていた。
品定めされる事自体
私には耐えがたい。
結局、ソイツとは別れたが
頭に来たから
車(私の)で最後の話し合いに
ドライブの車中で…と誘い出し
山奥に行って置いて帰って来た😡
別に雪もない季節だし
身体鍛えてたから徒歩で帰れるからね。
タクシーは捕まらないけどね
山を降りなきゃ┐(´д`)┌
「山に捨ててやりたいわ💢」と
四人組に話したら
最初は皆
「気持ちはわかる!😤」
「それほどのことされたんだから💢」
その後しばらくして誰かが
「本当に山に捨てたら良いんじゃない?
ほら、あの辺り…1時間もあれば
市街地に出れるわけだし…」
そこから、全員で具体的方法を考えて
私は実行に移した。
山に捨ててスッキリした😊
顔が私の好みのハンサムで
頭がいい、というか回転が速いから
会話が弾む、笑いのツボや
悲しみポイントも同じで
一緒にいて楽しかった。
あれが…結局、最後の大恋愛だった。
お互いひと目惚れ…
ビビーッと来るなんて
超理性的な私にはあり得ないと思っていたが
『これか!😳』と。
経験してみてわかった。
でも、だからって『結婚』は別。
それくらい心が成長した後に
出会って良かった。
あんなのと結婚したら
私の人生は滅茶苦茶だったはず。
(風の便りで落ちぶれたのを知った
自業自得、同情さえしない)
何のハナシじゃ😩
とにかく、山に捨てた彼ですら
私にお金を使わせなかった
と、考えたらね。
世代なんだとしか…。
それで喧嘩になるくらいならば
男性に払ってもらった方が得策だ、と
わたしは思えてならない。