お弁当 | mayuminのブログ

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さーちゃんの息子君の幼稚園

お弁当が始まった🍱


基本的には給食だが

月に何度かお弁当の日があるみたい。


ちょうど好き嫌いが始まった時期で

息子君は好きな物ばかり食べて

野菜を嫌がる…と両親は困っていた。


初めてのお弁当の相談を受けた時、

私は言った。

まだ集団生活にも慣れていないのだから

胸が一杯で食欲がわかないかもしれない

だからね…最初は好きな物だけ

食べやすいモノだけでいいよ

お腹空かせたまま午後を過ごす方が

可哀想だから。


そしてお弁当の日

さーちゃんから大喜びで電話が来た

「きれいに完食してきました!」


すご〜い!良かったね!頑張ったんだね!

ひとしきり喜び合ったあと

さーちゃんが

「野菜も入れたのに食べたんですよ!」

よくよく聞いたら

嫌いなほうれん草の胡麻和えだと言う😱


それでも食べたのは偉い!

結果オーライだから良かったけどさ!

なんだってまた、わざわざ入れたのよ?


さーちゃんが

「だって…彩りを考えなきゃ…でしょ?

好きな物だけだと茶色になってしまいます…

ほら…前にM子おばさんから聞いたから」


あー😩あれ、ね。

いや、あれはまた別の問題だから😅

ま、まぁ良いわ。

とりあえず息子君はお弁当なら食べる…

つまり本当の偏食ではなかったのが

わかったしね😅


**********

M子先輩の話は

2年前くらいに聞いた

さーちゃんの実家で、

まだY子さんも生きていて自宅療養中。


唯一現役で働いているM子さんの

職場の同僚の話だった。


その女性はワケあって

息子の子供(孫)を引き取って

育てていた。

シングルマザーならぬ

シングルグランマというか。


息子夫婦は離婚したが

その子供をどちらも養育拒否して

施設に入りそうな寸前で

グランマが保護者になることになり

引き取って育てた。

まだオムツをしていた頃だったとか。

その孫が小学生になり

学校の後は学童保育に行く。

夏休みなどはお弁当を持参して

朝から通う。


で、お弁当の話。

ある時、お弁当箱の他に

小さなチーズを小さなタッパーに入れて

持たせたら

先生から注意の電話が入った。

「お忙しい中恐縮ですが…

なるべくお弁当に手をかけてあげてください」


つまり、包装されたままではなく

包装(ホイルかな)を取って(剥いて?)

お弁当箱の中におかずとして…

と言うことらしい。


え〜😱そこまでしないとダメなの?!

ベビーチーズとかでしょ?

そんなの給食でもそのまま出たじゃない?!

だいたい、フルタイムで働いているから

子供を預けなきゃいけないわけで!

お弁当に手をかけるなんて

おばあちゃんにそこまで要求するかね😭


私達は口々に言いたいことを言った。


M子さんか困った顔をしながら

「たぶんね…要注意な家庭になってると

思うのよ。

実の親のところで放置された経緯とか

全部記録が引き継がれているんじゃないかな

あと、その学童の先生も新しい人だから

余計に気をつけて見てくれてるのかも。

放置していたのは実の親で

祖母ではないのにね…。

お弁当はね、茶色弁当は却下なのよ

信号色は最低限しないとね」


また私達はビックリ‼️


えー😱それじゃ、親子丼弁当とかダメなの?!

色合いさえ良ければ冷凍食品だけでも

良いってこと〜!?


私達の子供の頃なんか

男子など、オニギリだけ!とか

お弁当箱にチキンレッグ🍗どんと一本

(もちろん肉屋さんで買ったやつ)だけ!

なんて、いたよねー?

男子のお弁当なんかみんなそんな感じだった!


「だから〜!今は世の中が変わったの!」


M子さんから言われて

私達はもう感覚が化石なのねーと話した。


*************

さーちゃんはそれを覚えていたんだなぁ

あれは特殊なパターンだったのに。

電話を終えてから

しみじみ思い出した。


卵焼きを焼いて

ミニトマトを入れて

大好きな唐揚げを朝から揚げて

ほうれん草も茹でたのね…😊


幼稚園のお弁当箱なんて小さいのに。

手をかけたんだなぁ、偉い。


本人は照れ隠しで

「そのうちきっと冷食も使います!

最初だから頑張ってしまいました!」

なんて言ってたけど。


本当にどんどん母としても

成長していくさーちゃん。

お母さんに見せてあげたい。