「山岸伸×佐藤倫子 写真展」から感じた、帝国ホテルの物語。
先日、写真家 山岸伸先生と佐藤倫子先生の共同で開催された写真展、
「山岸伸×佐藤倫子 “帝国ホテルの記憶 ~ IMPERIAL Legacy ~”」に行ってきました。
山岸伸先生は、
数々の著名人のプロフィール写真や写真集、
有名広告や雑誌の撮影など
華々しい経歴をお待ちです。
光栄なことに、中村麻由も
撮影をしていただいたことがあり、
この度、ご招待をいただきました。
心より感謝申し上げます。
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この写真展が行われている
「帝国ホテル 東京タワー館」は、
1983年にホテル・オフィス・商業施設を備えた
日本初の複合ビルとして開業したそうですが、
老朽化による建て替えのため、
2024年6月末をもって
営業を終了するとのことです。
そのため、今の帝国ホテルの姿を残すべく、
山岸先生と佐藤先生による
写真展が催されています。
▲写真展を巡る中村麻由
祖父母が東京にきた際は
帝国ホテルに宿泊しており、
家族で食事をしたりと、
私達家族にとっても
思い出深い場所です。
けれど、写真をみていると、
これまで知らなかった景色や装飾ばかりで
窓から見える景色でも
わずかな角度の違いや切り取り方によって、
まったく異なる世界に見えたり、
山岸先生の写真の魅力に心を奪われました。
写真は撮影者の視点や感性によって
全く異なる解釈を許容する芸術なのですね。
▲山岸先生の撮影したミュージックルームにあるスタインウェイの「メトロノーム」を見る中村麻由
また作品の中には、
一般客が通常見ることのできないホテルの裏側や、
日々の業務に取り組むスタッフの方々の姿も
写されていました。
この歴史あるホテルが、
多くの人々の手によって支えられていることを
感じました。
今回の展示会にて、山岸先生と佐藤先生の写真に触れ、素人ながらにその美しさに感動しました。
作品を通じて、帝国ホテルの歴史と
それを支えた人々の営みが伝わり、深く感動しました。
また写真は、「言葉を超えて感情を伝える力を持っているのだな」と改めて感じ、
今回の写真展は、本当に素敵な体験となりました。
▲帝国ホテル内のデジタルサイネージと中村麻由
こちらの展示会は、帝国ホテルプラザ東京1階にて【6月30日(日)】まで開催されております。
入場無料ですので、お近くに来た方はぜひお立ち寄りください。
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