全日本宗教用具協同組合とは、
その名の通り、
宗教用具 を作る企業の組合です。
でも「宗教用具」って、
なんだろう...
私も最初はピンときませんでした。
簡単に言うと
お寺 や 神社 にまつわる道具 だそうです。
私達の身近なところでは、
仏壇 や 仏具、数珠 や お線香 。
改めて、私の日常の中で
どれだけ関わりがあるのか考えてみると、
意外とたくさんありました
お家では、癒しの時間に
蝋燭 に火を灯したり、
お香 を炊いたりします
祖父母の家 に行った時は、
仏壇 の前で
ローソク に火をつけ
香炉 に お線香 を立て、
おりん を鳴らして、
数珠 を手にかけて
〝手を合わせ〟ます。
お墓参りに行った時は...
手桶 に水を汲み、お掃除。
柄杓 で墓石に打ち水をし、
花立 にお花をお供えし、
お線香 に火をつけ、
〝手を合わせ〟ます。
お正月には初詣に行き
〝手を合わせ〟
除夜の鐘 を鳴らしたり
御守り を貰ったり、
御神籤 を引いたり、
絵馬 を書いたり...
↑築地本願寺
お寺 や 神社、仏具 と共に必ずする事 とは、
〝手を合わせる〟こと (合掌)
そこには必ず「祈り」があります。
私もそうなのですが、
日本人は、普段は「無宗教」の人が
多いと思います。
大切な家族や友人へ
亡くなった大切な人へ
ご先祖様へ
それぞれに対して、
想い=祈り があると思います。
祈り がある場所には、
宗教用具 があります。
意識せずとも、宗教用具とは
日常の中で深く交わっていたんだなと
改めて認識しました。
会場:築地本願寺
イメージモデルを務めております。