今年の1月から
採用面接をしているのですが、
このコロナ禍に
沢山の人との出逢いの機会をいただき、
感謝ですおねがいラブラブ


年齢は、新卒から60代まで幅広く、
これまでの 人生 や 生き方、
考え方 や 思い、
奏でる音楽...

たった40分間で
その人を丸ごと知る。

ものすごく凝縮された時間です。


部屋に入って来られた時に
纏っているオーラや
醸し出される空気。

この日の為に選んだ服装や、
着こなし、持ち物から表れる
性格や生活。

表情や声色、仕草や言葉選びから表れる
人柄。

この時点で不思議と
どんな演奏をされる方か
なんとなーく分かりますてへぺろルンルン


50人近くを面接してみて分かったことは、

「演奏をお仕事にできるかどうかは
学歴ではない」

ということ 学校


もちろん、
音楽を学ぶ道を選んだ
決意 や 思い、

音楽学校に通えば、
楽器に向かう時間も、音楽に触れる時間も
格段に増えるし、
(朝から晩まで音楽漬けの数年になる..)

自然と授業で専門的な知識が
入ってくる環境にもあるし、
同じ志しを持った人達からの影響は
ものすごく大きい...


でも、やっぱり「お仕事」となると
(プロとして最低限の演奏技術があること前提で)
当たり前の事が 当たり前にできることが
すごく大事。

時間を守れる、規則を守れる、
常識的な振る舞いができる、
円滑にコミュニケーションが取れる、
状況把握能力や気遣い、
謙虚さ、誠実さ、
周囲の人との関係づくり、など..

それらが〝信頼〟 を 作ります。
演奏技術よりも大切。

私自身も 音大受験生時代〜学生時代 に
耳にタコができるほど
そんなような話を耳にし、
色んな人を見てきて
たくさん実感する瞬間はあったけれど...
今が一番 納得しています。笑


私自身も 様々な人との出逢いから
たくさん刺激をもらって、
改めて、
演奏のお仕事ができる幸せを
噛み締めていて...

だから
いつも誠実で、一生懸命でありたい と
心から思います。

出逢いに感謝です。


中村麻由