長かった。
歯の治療。
長い治療期間だったから ホント？って感じだ。
ツムツムしてて右上奥歯が折れたのは、、、
あれは、、、
たしか、去年の１月末。
遠い目。。。
一年と4ヶ月前くらい。
バカよね。
ツムツムは止めたけど、サックスは押し入れの中
あれからすぐに歯医者通いを始めた。
久しぶり過ぎて手遅れの歯が別にあると告げられた。
。
手遅れだったのは、歯茎に出来てしまった水脹の近くの歯。歯茎の水脹れは コロナ禍真っ只中の頃に出来てしまって、まずいなーとは思ったけど、痛くもないし、コロナの飛沫感染が怖いし、、、歯医者は苦手だし、、で放置した。（この判断が悪くて、後に歯を抜くことに。泣。）
初診で歯茎の水脹れを「こっちが ひどい！」と指摘された。
。
院長先生
「水脹れは歯茎の中で膿が溜まっていて、治療はやってみるけど多分抜歯するだろう。折れた奥歯は残っている歯の部分が少ないけど なんとかなる。」
と言った。
とにかく長くかかるらしい。
治療を先延ばしにした反省の意味も込めて、歯医者さんが提示する治療やメンテナンスは全部希望した。
長い治療が始まった。
長い期間通った。
すっかり忘れて1回だけすっぽかした。
体調が悪くて数回キャンセルした。
仕事が忙しすぎて、丸１ヶ月 治療を休んだ。
本当にお世話になりました。
治療の雰囲気に慣れてくると口を開けて待つことが苦痛では無くなってきた。
で、、
あの日だけだったけど、治療中に寝てしまった。
「寝てますよ！寝たら危ないですよ！」
「ほら、また寝てますよ！」
と歯科衛生士さんを何度も慌てさせた。
すみません。
寝ちゃうのは私が悪い。
でも その日の歯科衛生士さんは目隠しの布が長かったのか、私の首まで掛けた。
首が温まると催眠術みたいにすっと寝てしまって、歯科衛生士さんを慌てさせた。
。
以前は歯の治療をあんなに恐れていたのに。
手をギューッと握りしめていたのに。
自分でどん感な おばちゃん になったことを自覚した
それから
大変だったのは抜歯。
あの歯茎に水脹れの歯。
骨粗鬆症の治療を2年くらい続けている。
骨粗鬆症の治療と抜歯は対局にあるらしい。
骨粗鬆症の治療をしている人が抜歯すると顎の骨が砕けると教科書に書いてあるんだって。
（歯科衛生士さんによると。）
歯医者側は骨粗鬆症の治療を中断してと私に言い、整形外科は中断の必要は無いと私に言う状況で、、、。
もー、私は医療の専門家じゃない！！
私に判断を求めないで欲しい！！！
と思ったし、実際に歯科衛生士さんにも整形外科の先生にもそう言った。
泣きそうな気分にもなった。
困る私を見かねて歯医者さん側が整形外科へ「治療を止めて欲しい」と手紙を書いた。それで整形外科から「治療は止めます。2ヶ月だけ。早急な抜歯を。抜歯後は直ぐに治療を開始します」と歯医者さん側へ返事を返した。
白ヤギさんと黒ヤギさんの手紙みたい。
初めての抜歯。
怖いというより、やっとここまで来た！と思った。とにかく前に進むしかない！
口の中に色んな道具が入ってきて、大きな（たぶんそう思った！見てないけどいつもより先生の手が大きく感じた）麻酔の注射もして、そして、信頼する院長先生が グイッとグイグイっと引っ張り ヌルッと抜けた。
はぁ。。。終わった。
整形外科の治療(注射)はすぐに開始され、抜いた歯は別の歯に替わった。
次の歯医者の治療で歯のクリーニングとレントゲンを撮って、全ての治療が終わった。
院長先生が
｢これで全ての治療が終わりました。抜いた歯のところも骨が形成されてきてますね。良かったです！後は定期的にメンテナンスをしていけば大丈夫ですよ。｣
といつもの優しい声で言った。（院長先生の顔は知らない。治療中はいつも目隠しされているから見たことがない。声は優しい。）
歯科衛生士さんに相談して、3ヶ月後にメンテナンスの予約を入れて帰ってきた。
治療は終わったけど、次の予約を入れたことに安心してしまう。
抜歯はもぅ懲り懲り。。