こんにちは!未来を魅せる税理士 神佐真由美です。
「無利子制度」はこれまで日本政策金融公庫のコロナ関係のセーフティネット貸付など
公的金融機関のみの取り扱いでしたが、
先日の補正予算案が通過し、民間金融機関でも無利子の融資制度が始まりました。
具体的には、
「保証協会の保証(セーフティネット4号など)を受けて実施する、
民間金融機関の融資にかかる利子や保証料を、
都道府県が国の補助を受けて、補給する」制度です。
もちろん、要件がありますので、簡単に説明すると・・・
・セーフティネット保証4号(売上20%以上減)
・セーフティネット保証5号(売上5%以上減)→全業種が対象になりました
・危機関連保証(売上15%以上減)
のいずれかの認定を市区町村で受ける場合に、
・個人事業主
・中小企業法人 売上5%減で保証料1/2、売上15%減で保証料ゼロ・金利ゼロ
となる施策です。
融資上限額は3,000万円まで、保証料は全融資期間1/2か、ゼロ、
金利ゼロは当初3年間です。(4年目以降は、金融機関所定の金利となります)
融資期間は10年以内、5年以内の据置可。
無担保で、代表者は一定要件(法人個人の分離・資産>負債)を満たせば、連帯保証人になる必要がありません。
この制度で融資を受ける場合は、お取引のある金融機関かお近くの金融機関に、
「民間金融機関の無利子制度を使いたいのだけど」とご相談下さい。
今回の施策は(も)スピードが求められるため、市町村への認定などの申請手続きは、
金融機関がワンストップで効率的、迅速に行ってくれるとのことです。
経産省HP
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200501008/20200501008.html
・どのくらいのスピード?
今のところの経験でいうと、日本公庫よりも、民間金融機関の方が融資の実行スピードが速いと思います。
ただ、5月1日からは、この制度を使いたい企業が多いので、一気に混み合う可能性があります。
日本公庫と両方申し込んで、早い方を選択している方もいらっしゃいます。
ただ、いつまでこれが続くか?先が見えないので、十分な預金量を持つことをおすすめしています。
・当面を乗り切る資金のめどはあるので、借入や返済負担を増やしたくないが、有利な制度なら使いたい
→保証協会の保証付きでの融資があるなら、この制度に借換えができます。
保証料がゼロになるor減る、当初3年間無利子にすることができるかもしれません。
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