アダルトチルドレン系カウンセラー 伊海（いかい）真由美です。
今日はこの動画をシェアしたいと思います。
マコなり社長、皆さんご存知でしょうか。
もし全然知らないという方はネットで検索してみて下さい。
とても面白くてわかりやすいお話をされる方なので
私は以前から好きで見ていました。
私は勉強の為に
ADHD（発達障害の一種）について発信されている人の動画を時々見るのですが、
ADHD当事者さんのことが今までで一番イメージできた気がして、
胸が熱くなりました。
今日シェアした動画は、
ADHD当事者であるマコなり社長が薬を使う様になった話なんですが、
今回私がシェアしたいのは、
ADHDのことでもお薬のことでも無いんです。
そうじゃなくて、
十人十色と言われる人間がどう共生していくのか
みたいなことなんです。
まぁ、より良い人間関係みたいなことですかね。
私と全然違う感覚（考え）を持った人がこの世には居て、
その人が薬によって全然違う感覚を体験するとどんな感じになるのかということを、
マコなり社長がわかりやすく伝えてくれています。
ADHDというのは一つの例で、マコなり社長の話を聞いていたら、
人は同じ世界に住んでいるんだけど、
全然違う世界を見ているのかもしれない、
と思えました。
私の視点からマコなり社長（ADHDの人）を見ると、
「もっと集中してよ！あなた頭良いのに手を抜いてるでしょ！」
「前日に準備をすれば忘れ物は減らせるはず！そんなことどうでも良いと思っているんでしょ！」
などと
「本当はやれるのにやってない」という風に見えて、
悪意がある様に感じてしまうことがあると思います。
身体の障害の場合は見て想像がつくので、
「階段では助けが必要ですよね」って優しく思えるのですが、
目に見えないこととなると
自分が簡単に出来ることは
誰だって出来るはずだと思ってしまいますよね。
本当にやれないんだ、
真剣だけど出来ないんだ
そこに悪意もなまけ心も無いんだ、と知ったら
そこを責めるのは優しくないな、と思えました。
何とかしたいのは山々なんだけど、
そうとしか出来ない、
そうとしかわからない、
そうとしか感じない、
そうだとすると確かにどうにもできないね、そういう領域ってあるんだね、
と思えたんです。
そしてそういうの
私にもあるわ！と気づきました。
私は極度の方向音痴です。
過去には
「真剣にやれ」「地図を持て」「事前に学習しておけ」と注意されたことがありますが、
マジで出来ないのよ、できれば私も直したいけど出来ないのよ、
と思っています。
そこを
「やる気出せ！なんで出来ないんだ！」と責められたらすごく辛いです。
「この人には難しいのかもしれないな」
「この部分は助けてあげないと出来ないのかもな」
と思ってくれる人といたら
すごく安心して暮らせます。（実際夫が助けてくれています）
だから私も
誰かのことがどうしても理解できない時、
悪意があるんじゃないかと思った時、
もしかしたら
そうとしかできないのかもしれない、と想像して、
許しあう、補い合う優しい世界で暮らしたいな、
優しい世界にしていきたいな、
と今日は思いました。
そんなことを考えていたら、
今かかえている人間関係のストレスがすーっと楽になりました。
最後までお読み下さりありがとうございました。
おわり