小松美羽さんの
『世界のなかで自分の役割を見つけること~最高のアートを描くための仕事の流儀』
読みました。

「情熱大陸」やXperiaのCMで注目を集めている現代アーティスト🎨



テレビで見たときは
ただただ普通の人とは違った感性を持っているすごい人だと思っていましたが、
小松さんは
小学生が必ず何かの「係」につくように
誰にでも生きる上での役割があって、
自分はたまたま
「絵を通して見えない世界とこの世界をつなげるという係」なのだと言います。

人には見えない生き物が見えたり
ユニークな子供時代を過ごしているのだけど、
夢でアーティストになっている自分を見てから必ずそうなると信じて疑わない純粋さと、
それを今実現していることには説得力がありました。

「一度決めたら迷わない」ということは、
自分の役割はこれだ!と思った日から信じて疑わずそれに向かい続けること。
実現するのは簡単なことではないと思います。

印象に残ったのはチームへの考え方。
「チームプレーとは、クリエイティブのための普遍の体制」
「チームがいてこそクリエイティブが完成する」
この考えからは私も学びをいただきました。

それから、小松さんが座右の銘にしている茨木のり子さんの『自分の感受性くらい』という詩も素敵です。

間近に作品の力を感じてみたくなりましたきらきら!!